レース展望・予想

4歳キョウエイリュウが主役「はまなす賞」(ばんえい帯広競馬)

2021/08/29

8月29日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第33回はまなす賞」(3歳・4歳)が行われます。

最軽量が3歳イオン(牝3、槻舘重人厩舎)とイワキダイヤで660キロ、同じく3歳ネオキングダムら2頭が670キロ、4歳ゴールドハンター、カイセドクター、トワトラナノココロら4頭が700キロ、トップハンデが4歳キョウエイリュウの710キロでその差は50キロあります。過去10年で4歳馬が7勝、3歳馬が3勝と4歳が優勢ですが、昨年は3歳のゴールドハンターが優勝、今回は同馬の連覇がかかっています。

◎8 キョウエイリュウ(牡4、村上慎一厩舎)710キロを本命に推します。前走の山鳩賞で2着トワトラナノココロをコンマ3秒差押さえて今季初勝利を挙げています。明け4歳となってからは対戦相手がオープンの一戦級や重量増と厳しい条件が重なっており、敗因もはっきりしています。山鳩賞は4歳限定戦でハンデ差は30キロでしたが、今回は3・4歳世代の重賞でハンデ差も50キロと大きく課せられていますが、前走と据え置きの710キロなら、世代ナンバーワンの力を見せつけるでしょう。

○1 ゴールドハンター(牡4、金田勇厩舎)700キロが対抗です。今季は柏林賞で重賞2勝目を挙げています。その後は休養して挑んだ山鳩賞では、先行したトワトラナノココロとキョウエイリュウに離れた障害4番手から鋭く追い上げるも、結果届かずの3着でしたが、勝ち馬キョウエイリュウに2秒7差まで詰めた内容は見せ場十分といえます。道中の折り合いがウイークポイントのゴールドハンターにとっては、今回得意とする1コースは一番の武器となります。

▲5 カイセドクター(牡4、坂本東一厩舎)700キロが3番手です。重賞は2歳時のヤングチャンピオンシップ3着から常連で、優勝こそありませんが、毎回上位争いに食い込んでいる実力馬。力量差はありません。

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馬単 8→1・5・7・2(4点)
3連単(フォーメーション) 8→1→5・7・2(3点)

はまなす賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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