連勝中のアタミと逃げ馬ディアタイザンの一騎打ち「るり溪ゴルフクラブ特別」（園田競馬）

2021/07/14

14日（水）の園田競馬メイン第11レースに「るり溪ゴルフクラブ特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎2 アタミ（牡7、保利幸作厩舎）は転入当初の能力検査から迫力満点の動きを見せていたが、レースでも好位から鋭く突き抜けて連勝しており、想像以上の活躍を見せている。今回は昇級戦になるが時計面でまったく見劣りせず、ディアタイザンを早めに捉えにかかる競馬ができれば3連勝が見えてくる。

○9 ディアタイザン（牡4、碇清次郎厩舎）はマイペースの逃げに持ち込めないと前走のようにモロさを見せてしまう。今回は前走ほどのマークを受けることはないだろうが、いかに前半でセーフティリードを作れるかどうかが鍵になる。状態は前走以上で、勢いを取り戻したい。

▲1 コスモビスティー（牡6、栗林徹治厩舎）は1枠で内をぴったり回ることができる。中間に外傷を負った影響があるようだが、しっかり追い切りをかけており気にする必要はなさそうだ。勝ちみに遅くとも最後はしっかり寄せてくる。

☆8 モズファヴォリート（牡5、新子雅司厩舎）は包まれる展開になると厳しいため、外枠は歓迎。前走は展開が向かなかったが、先週3日間で5勝を挙げて、初騎乗となった盛岡の重賞で3着に好走した好調の佐々木世麗騎手を背にうまく立ち回ればチャンスはありそうだ。

△6 クリノビッグサージ（牝5、橋本忠明厩舎）は転入初戦で6着と着外だったが、着差はわずかで今後にメドが立つ内容だった。小回り向きの走りを見せており、園田はおあつらえ向き。今回はリーディングの吉村智洋騎手に手を替えて勝負気配が漂う。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（フォーメーション）　2・9→2・9・1・8・6（8点）
3連単（フォーメーション）2・9→2・9→1・8・6（6点）

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）

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