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レース展望・予想
デビルスダンサー牝馬同士で反撃へ「金沢クイーン賞」(金沢競馬)
2021/07/11
金沢競馬は今週も日曜、火曜日の通常開催になります。7月11日(日)のメインは第11レースで争われる牝馬限定の準重賞「金沢クイーン賞」(A級以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)になります。勝ち馬には8月10日に行われるグランダム・ジャパン古馬シーズンの読売レディス杯(地方全国交流、1500メートル)への優先出走権が与えられます。
◎10 デビルスダンサー(牝4、金田一昌厩舎)は前走1400メートル戦で争われた金沢鼓門賞で、中団から直線外から脚を伸ばして、サクラエンパイア、フォリオールの3頭横並びでゴールに飛び込みました。結果はサクラエンパイアにハナ差及ばずの2着でしたが、末脚不発で4着に敗れた転入2戦目からの巻き返しに成功しました。その後は1カ月ほどレース間隔を空けてここ目標に乗り込まれており、追い切りでは軽快な動きを見せています。牝馬限定戦なら末脚の切れ味は抜けており、距離も1500メートルに延びるなら差し切りが見込めそうです。
○3 ロンギングルック(牝5、金田一昌厩舎)は4月以降重賞ばかり走っていますが、前走の百万石賞でも5着と掲示板を外しませんでした。今年は例年以上に乗り込みが順調で追い切りの気配が目立っていますが、ここまでなぜか連絡みがありません。しかし牝馬限定戦なら常に勝ち負けできる機動力はあるだけに、格下ばかりのメンバー構成となったここで好レースを演じ、復調のきっかけをつかみたいところです。
▲7 デルタ(牝4、加藤和義厩舎)は転入初戦の前走、直線内を突いて3頭横並びのたたき合いに持ち込んでクビ差競り勝つレース巧者ぶりを発揮しました。前戦地の川崎では中央未勝利から移籍後2連勝するなど3歳時は活躍しましたが、休養を挟んで今春に戦列に復帰すると入着いっぱいのレースが続いて伸び悩んでいました。その状態でも金沢に来ていきなり勝負強いレースができたのは大きく、引き続きの1500メートル戦ならさらなる上積みが期待できそうです。
△2 ネクサスエッジ(牝4、中川雅之厩舎)は前走の日本海スプリントで7着と苦戦しましたが、地元馬同士なら見直しは必要です。サンリットデューを抑えて先手を主張することができれば、前残りもありそうです。
△5 エイシンホープ(牝5、佐藤茂厩舎)も5月以降は連絡みできないレースが続いていますが、春ごろまではA1級二組で先行して2着2回と踏ん張っていただけに、牝馬限定戦なら見直しは必要です。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 10⇔3・7・2・5(8点)
3連単(フォーメーション) 10→3・7・2・5→3・7・2・5 3・7・2・5→10→3・7・2・5(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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