レース展望・予想

定量戦なら負けられないマツリダスティール「オパールカップ」(盛岡競馬)

2021/07/11

11日(日)盛岡競馬メイン第11レースは3歳馬による地方全国交流重賞「第22回オパールカップ」(盛岡競馬場芝1700メートル)。

◎3 マツリダスティール(牡、菅原勲厩舎)は昨年、盛岡芝4戦4勝。岩手最優秀ターフホースへ選出され、京王杯2歳ステークスGIIにも挑戦して1秒差10着。今季始動は4月、水沢1400メートル戦2着。その一戦を叩いて白百合ステークスへ遠征し7着後、地元に戻ってはまなす賞へ。圧倒的1番人気に支持されたものの、エムワンハルコの大外強襲に屈して2着に敗れましたが、59キロの負担重量がこたえたか。今回は遠征馬が大挙参戦。包囲網はさらに厳しくなりそうですが、定量戦に加えて豊富な盛岡芝経験が何よりも強み。今度は首位を譲れません。

○1 スセリヒメ(牝、川崎・河津裕昭厩舎)は南関東1勝。中央芝に2度挑戦していずれも10着に終わりましたが、相手が強力で仕方なしの結果。管理する河津裕昭調教師は2012年、コスモワイルドでこのレース優勝。また盛岡芝の鬼で鳴らしたコスモヴァシュランなどコースを熟知。勝算十分と見ていいでしょう。

▲14 キヨラ(牝、板垣吉則厩舎)は岩手から中央入りして芝で2勝をマークしたイチダイの妹。前走・はまなす賞3着で通用のメドが立ちました。

△2 トーセンアレックス(牡、兵庫・新子雅司厩舎)は中央芝で2、3着各1回。母はフェアリーステークスGIIIを制しており芝を走る素地がそろっています。

△5 フォーギブネス(牡、浦和・平山真希厩舎)は南関東3勝。芝が向きそうな血統背景が魅力です。

△11 フライングトリップ(牝、川崎・内田勝義厩舎)は未勝利ですが、跳びの良さから芝歓迎か。

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馬単 3→1・14・2・5 1→3(5点)
3連単(フォーメーション) 3→1・2・5・14→1・2・5・11・14(16点)

オパールカップの出走表はこちら

(文/松尾康司)


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