レース展望・予想

反撃なるかヤマニンモンスーン「日本最北のはぼろバラ園特別」（門別競馬）

2021/07/08

8日（木）の門別競馬メイン第12レースは「日本最北のはぼろバラ園特別」（B4・C1-1、門別競馬場1200メートル）。

6月9日の同条件・ミスターメロディ賞で直線入口まで熾烈な一騎打ちを繰り広げた○2 デュアルキャリアー（牡5、桧森邦夫厩舎）と◎7 ヤマニンモンスーン（牡5、安田武広厩舎）がここで再戦。その前走は、2番枠に入ったヤマニンモンスーンが1キロ重い57キロを背負って果敢にハナに行ったものの、7番枠からデュアルキャリアーが積極的に追い掛けて行って序盤からすぐ後ろでビタッと徹底マーク。結果このクラスではあまりない水準のハイペースとなり、外からプレッシャーを掛け続けられたヤマニンモンスーンは直線に入ると程なく苦しくなって失速。あとは下がる一方で、結果6着惨敗という憂き目をみることになってしまった。

内枠から先行したところを外からビタ付けされ、引くに引けない展開となっての結果だったわけだが、今回は重量も同じ57キロとなるうえ、枠順も内外がひっくり返ってヤマニンモンスーンが大外、デュアルキャリアーが内枠となった。さらに最内にハナ切望△1 イキザマ（牡5、石本孝博厩舎）が入ったことで、このレースが道中どう展開していくのか非常に興味深い。もしかしたら、7頭の少頭数でもあるのでデュアルキャリアーがあえてゲートから急かすことなくイキザマとヤマニンモンスーンを先に行かせ、自らはワンテンポ遅らせて2頭の外に回る手だってあるのかも知れないし、考え始めると非常に悩ましい感じもある。当欄は素直に、イキザマが先手を奪ってデュアルキャリアーが2番手、その直後か並列でヤマニンモンスーンという並びを想定し、今度こそ自分のリズムを崩さず走れるだろうヤマニンモンスーンを首位候補とみた次第。

3連勝式のヒモ穴で、4月28日の前走からひと息入れて立て直されてきた×5 リワードブルトン（牡5、堂山芳則厩舎）を押さえる。

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日本最北のはぼろバラ園特別の出走表はこちら

（文／HDK）


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