レース展望・予想

ラブリーイレブンが転入3走目でVつかむ「穴子特別」（名古屋競馬）

2021/07/09

7月9日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「穴子特別」（A級3組、名古屋競馬場1400メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦ムード。しかし転入3戦目で◎2 ラブリーイレブン（牝6、川西毅厩舎）が今度こそだ。今春中央から転入後、2、4着と本来の力を出し切れずにいる。初戦は甘いスタートが影響し、後方から鋭く追い込むも半馬身差2着。スローで流れた前走も勝負どころの位置が後方で伸びも甘く4着に留まった。中間は間隔を空けて調教や追い切りを強化。最終追い切りでは馬なりながら長めから好ラップをマークし、上昇気配がうかがえた。なにより中央2勝馬で、2勝クラスのダート戦で複数の馬券貢献実績を持つ実力派でもある。コースやレースの流れなど慣れが見込める走りごろの移籍3戦目。今度こそ人気にきっちり応えたい。

連軸という点では好調をキープする○4 キンイロノツバサ（牡5、藤ケ崎一人厩舎）に分がある。しぶとく2着に粘り込んだ前走A級2組に、勝ち切った2月の2組も1400メートル。マイル以上の距離では差し馬にキレで負けるが、先行力が生きるこの距離はベストの舞台。差しタイプが多い構成だけに、先行馬にとって展開利もありそうだ。

前走は7着に終わった▲7 カミルレ（牝4、植松則幸厩舎）が反撃をうかがう。前走は先行勢有利の雨馬場の上、フルゲート12頭立てでは不発も仕方なかった。しかし7頭立ての少頭数でさばきやすくなる。直線勝負に持ち込めば、破壊力ある末脚が爆発する。

勝ちみは遅くても堅実に駆ける△6 ネイビーフラッグ（牡6、瀬戸口悟厩舎）も3連単候補に欠かせない。

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馬単　2→4・5・6・7（4点）
3連単（1軸流し）　2→4・5・6・7（12点）

穴子特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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