レース展望・予想

シェナキングが二冠奪取へ「兵庫ダービー」(園田競馬)

2021/06/10

10日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第22回兵庫ダービー」(3歳定量、園田競馬場1870メートル)が行われる。

◎6 シェナキング(牡、山口浩幸厩舎)は1700メートル以上で7戦4勝、2着3回とすべて連対しているように、中長距離戦で圧倒的な力を誇る。菊水賞は3コーナーからまくり切ったが、前哨戦となった5月14日の3歳A特別では向正面で4番手に取りつき、前々を意識した競馬で完勝。兵庫ダービーへ向けて完璧な予行演習をこなした。常に着差は僅かだが、きっちり勝ち切る勝負根性も備わっている。予定通りのローテーション、追い切りをこなしており、今回も中心的存在とみる。

○1 エイシンイナズマ(牡、平松徳彦厩舎)は菊水賞からのぶっつけ本番になるが、間隔を空けたことで落ち着きが出ており、こちらも想定通りの出来に仕上がった。ここまで4戦連続で2着と歯がゆい競馬が続いているが、菊水賞は先行馬の出入りが激しくスタミナを消耗しやすい流れでも2着に踏ん張っており、世代トップクラスの力があることは間違いない。今回は絶好の最内枠、トップジョッキー下原理騎手とのコンビでダービーのタイトルを狙う。

▲4 マンテーニャ(牡、柏原誠路厩舎)は2走前に1870メートルで勝利しているように豊富なスタミナがセールスポイント。これまでブリンカーを着用すると掛かる面を見せており、今回は前哨戦同様に外していく予定。今回もマイペースに運べるようだと侮れない。

☆5 サラコナン(牡、新井隆太厩舎)は1番人気で挑んだ菊水賞では内に包まれて末脚を発揮できなかったが、前走の兵庫チャンピオンシップでは淀みなく流れたペースに対応して地元馬最先着となる5着に入着した。集中力に課題が残るが、今回は同厩舎のサルバトーレミノルがペースをうまく作り出せば、この馬に展開が向きそうだ。

△3 スマイルサルファー(セン、渡瀬寛彰厩舎)は末脚の切れ味が抜群。それゆえに距離延長に若干の不安を残すが、前崩れの展開なら出番が生まれてくる。

△2 ハングタイム(牡、坂本和也厩舎)は折り合い面の課題が克服されており、ここに来ての成長力が目を見張る。好枠を引いており、一発を警戒したい。

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馬単 6→1・4・5・3・2(5点)
3連単(1軸流し) 6→1・4・5・3・2(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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