レース展望・予想

強敵不在でハクタイホウが巻き返す「菖蒲特別」(ばんえい帯広競馬)

2021/05/08

5月8日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「菖蒲特別」(A2・B1級決勝混合)が行われます。

A2級予選から2着ハクタイホウ、3着ココロノタカラ、4着フナノダイヤモンドなど5頭、B1級-1組予選から1着オレノタイショウ(牡6、久田守厩舎)、2着プレザントウェーなど5頭の両予選上位10頭立てです。時計比較ではA2級・2着ハクタイホウが640キロで1分38秒3、B1級-1組・1着オレノタイショウが630キロで1分49秒6。今回は特別戦で20キロ増ならA2級組の有利は明白です。

◎7 ハクタイホウ(牡10、久田守厩舎)660キロを本命に推します。今季初戦のA2級・ミズバショウ特別では前半47秒のペースに対応できず障害を失敗。カイセドクターに25秒3もの差をつけられ敗れていますが、前走は逃げて障害をひと腰で切り、ゴール前までは先頭をキープしていたものの、追い込んできたマルミゴウカイの1秒2の僅差2着と惜敗しています。しかし相手を考えれば健闘といえます。勝ち馬が不在のここは、今季初勝利の期待がかかります。

○10 ココロノタカラ(牡7、鈴木邦哉厩舎)660キロが対抗です。今季初戦のB1級-1組混合・卯月特別では1番人気に支持されましたが、先行馬多数で速い流れに対応できずホクトシンバの4秒4差の4着と敗れています。前走はハクタイホウから遅れずに3番手を進み、障害も4番手で切ると鋭く伸びて5秒1差の3着でした。末脚は切れますが、道中の折り合いがつかないときは凡走に終わることもあるタイプです。

▲4 プレザントウェー(牡8、久田守厩舎)650キロが3番手です。B1級-1組予選ではオレノタイショウから1秒9の僅差2着と動けています。押して行っても障害には絶対の自信を持った馬で前残りが可能です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 7→10・4・5・2(4点)
3連単(フォーメーション) 7→10→4・5・2(3点)

菖蒲特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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