レース展望・予想

エイシンホープ押し切るか「スプリング特別」(金沢競馬)

2021/03/30

3月最後の開催となる3月30日(火)の金沢競馬のメインは、第9レースの準重賞「スプリング特別」(A1級二組・A2級、金沢競馬場1900メートル)です。4月25日に行われる金沢スプリングカップ(金沢競馬場1900メートル)へのトライアル戦になっており、勝ち馬には優先出走権が与えられます。

◎7 エイシンホープ(牝5、佐藤茂厩舎)は開幕戦のA1級二組で先手を奪ってペースを握り、勝利したトップロイヤルとの叩き合いに持ち込みました。1馬身差競り負けての2着でしたが、相手が一枚上手だっただけで内容は悪くありませんでした。1900メートル戦は初めてで血統的にも短い距離の方が良さそうに見えますが、前走と同様に先手を主張してペースを握り、直線の上がり勝負に持ち込むことができれば、この顔触れなら押し切りは図れそうです。

距離が延びて良さそうなのは○8 マイネルクライマー(牡4、加藤和宏厩舎)です。再転入初戦となった開幕戦は、冬場に高知へ移籍して使っていた仕上がりの良さもあって2番人気に支持されましたが、終始馬群包まれて内ラチ沿いを走らされる苦しい展開となり6着に失速しました。引き続き追い切りの感触は悪くなく、中央での1勝が1800メートル戦だっただけに、今回の距離の方が合いそうです。逃げるエイシンホープを外からにらんで先行できれば流れ込みが図れそうです。

▲5 アポロニケ(牝4、高橋俊之厩舎)は開幕戦のA2級一組で、思い切って後続を引き離して逃げる作戦に打って出ると、追い通しの手応えながらも最後まで脚色が衰えず、2着馬の猛追をハナ差しのいでまんまと逃げ切っています。昨年終盤に中央1勝クラスから転入してきてから勝ち切れないレースが続いていましたが、この白星で勝ちパターンをつかみました。エイシンホープを抑え込んで先手を主張できれば、1900メートル戦でも粘り強いスピードが発揮できそうです。

△6 ストロングフーヴス(牡4、金田一昌厩舎)は約9カ月半ぶりの休み明けとなった前走の開幕戦で7着と見どころがありませんでした。しかし追い切りの動きは上向いており、折り合いがつけば変わり身があってもおかしくはありません。

△4 サウスブルーグラス(セン5、中川雅之厩舎)も開幕戦はB級からA1級一組に大幅にクラスが上がったこともあって、ペースの違いに戸惑い8着に敗れましたが、調教の動きは良くなっています。クラスも一つ下がったことで巻き返しがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔8・5・6・4(8点)
3連単(フォーメーション) 7→8・5・6・4→8・5・6・4 8・5・6・4→7→8・5・6・4(24点)

スプリング特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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