レース展望・予想

アオノブラックの連覇に期待「ポプラ賞」（ばんえい帯広競馬）

2021/03/13

3月13日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第42回ポプラ賞」（4歳・5歳混合）が行われます。

4歳が790キロのキョウエイリュウ（牡4、村上慎一厩舎）、780キロのコマサンダイヤ、最軽量730キロのアバシリルビーなど5頭、5歳がトップハンデ830キロのメムロボブサップ、820キロのアオノブラック、740キロのジェイカトレアなど5頭の10頭立て。その差は最大で100キロと大きくついています。昨季は当時4歳のアオノブラックが優勝していますが、5歳に有利な重賞となっています。

◎7 アオノブラック（牡5、金田勇厩舎）820キロを本命に推します。ドリームエイジカップに続き前走はチャンピオンカップの古馬重賞2連勝と好調を維持。前走の820キロは850キロの北見記念以来の高重量でしたが、障害もひと腰。直線では余裕さえ感じさせる走りで、2着コウシュハウンカイに14秒8もの差をつけ優勝と、強い競馬を見せています。ライバルのメムロボブサップにはその2重賞で、3秒1、50秒4差をつけており、大きく成長しています。今回のメムロボブサップとの10キロ差は厳しいですが、ポプラ賞2連覇へ期待がかかります。

○1 メムロボブサップ（牡5、坂本東一厩舎）830キロが対抗です。4歳シーズン三冠を達成した、明け5歳世代のナンバーワン。前走チャンピオンカップではアオノブラックに大敗していますが、オレノココロと同重量のトップハンデ850キロは厳しく度外視できます。前走でのアオノブラックとの30キロ差が10キロに縮まれば巻き返しも可能です。

▲9 コマサンブラック（牡5、金田勇厩舎）790キロが3番手です。今季9勝を挙げている成長著しい1頭。重賞勝ちはありませんが、あとひと押しです。

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（文／小寺雄司）


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