レース展望・予想

相手関係に恵まれてカクセンキング「新雪特別」(ばんえい帯広競馬)

2021/01/05

1月5日(火)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「新雪特別」(A2級-1組)が行われます。

ブラックサファイア(牡4、松井浩文厩舎)、アバシリルビー、ダイリンファイターら先行馬がレースを形成し、古馬のカクセンキング、ヤマトジャパンら差し馬の叩き合いになると予想されます。雪のない走路は砂も乾きスピードとパワーが要求される馬場状態、障害の途中で止まると2の腰が入らずに苦戦する馬が多く、障害の巧拙が勝負を左右するでしょう。

◎9 カクセンキング(牡9、槻舘重人厩舎)735キロを本命に推します。近3走は連続7着と精彩を欠いています。今季はクラスが下がってB1級からのスタートでしたが、昨年まではA1級で勝ち負けしていた実力馬です。今秋にはB1級で3連勝の実績もあり、あまり忙しい走りは得意なタイプではありませんが、相手に恵まれた今回は道中の折り合いさえ付けば障害もひと腰で切れ、息の長い末脚が使える馬です。

○8 ヤマトジャパン(牡7、金田勇厩舎)735キロが対抗です。今季は3勝を挙げています。近5走はB1級-2組平場戦1着、十勝岳特別5着、B1級-2組平場戦4着、B1級-2組平場戦1着でA2級に昇級。前走のカトレア特別ではアオノゴッドから9秒5差の3着で、5戦すべて掲示板内を確保と安定感ある走りを披露しています。

▲1 ダイリンファイター(牡5、小林長吉厩舎)725キロが3番手です。先行逃げ切りが勝ちパターンで、先行力と障害には自信を持った馬です。毎回目標にされる馬ですが、前残りは十分あります。

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馬単 9→8・1・2・3(4点)
3連単(フォーメーション) 9→8→1・2・3(3点)

新雪特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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