レース展望・予想

長丁場向きアッキーが逃げ切るか「北國王冠」(金沢競馬)

2020/11/08

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催に戻ります。11月8日(日)の最終第11レースには、地方競馬最長距離で争われる地方全国交流の「第68回北國王冠」(金沢競馬場2600メートル)があります。昨年勝ち負けを演じて今年も参戦してきた兵庫のタガノゴールドと川崎のアッキーが人気を分けそうです。

川崎から参戦の◎5 アッキー(牝7、川崎・林隆之厩舎)は、昨年の北國王冠で単勝5番人気でしたが、2周目3コーナーで並び駆けてきたタガノゴールドに馬体を併せて4コーナーへ突入し、直線半ばまでしぶとく食い下がって2着でした。その後今年6月に園田で行われた六甲盃で再びタガノゴールドと顔を合わせましたが、最内枠からペースを握ると、そのまま一度も先頭を譲ることなく、まんまと逃げ切りました。ゆったりと自分のペースで運べる長丁場は得意としており、今回もマイペースの逃げに持ち込むことができれば、後続の追い上げを振り切れそうです。

兵庫から参戦の○1 タガノゴールド(牡9、兵庫・新子雅司厩舎)は年齢を重ねてもタイトルを戴冠している衰え知らずです。前走の六甲盃でアッキーを捕らえきれず2着に敗れた後は、夏負けが長引いたこともあって、今回は約5カ月ぶりの休み明けとなります。久々でも追い切りでは相変わらずパワフルな動きを見せており、ゲート検査も叩かれて出走態勢は整っています。金沢コースは昨年イヌワシ賞、北國王冠と2戦2勝中で、ホームコースで土をつけられた悔しさを得意な金沢コースで晴らしたいともくろんでいます。

この2頭に割って入りそうなのは大井の▲4 スギノグローアップ(牡7、大井・福永敏厩舎)です。9月のイヌワシ賞に続いての金沢参戦で、その時は6番人気とあまり注目はされていませんでしたが、3頭の追い比べとなった次位争いから抜け出して2着を確保しました。前走の浦和2000メートル戦を逃げ切ってさらにリズムを上げてきており、今回も好位からレースを運ぶことができれば、持ち前の持久力を発揮して粘り込みそうです。

地元勢では△3 ジャーニーマン(牡7、金田一昌厩舎)に期待です。前走は約3カ月ぶりの実戦とあって4着に失速しましたが、休み明けを叩かれた今回は追い切りの動きにもスピード感が増しています。川崎に在籍していた頃にはアッキーに先着していたこともあり、実績面でヒケはとりません。

△9 フジヤマブシ(牡3、黒木豊厩舎)も古馬相手に豪脚が通用するか見ものです。脚質的にも長丁場は合いそうで、ここでも好勝負ができるなら今後が楽しみになります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 5・1→5・1・4・3・9(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・4・3・9→1・4・3・9 1・4・3・9→5→1・4・3・9(24点)

北國王冠の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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