レース展望・予想

エリートローテで臨むタイセイアゲイン「JBC2歳優駿」(門別競馬)

2020/11/03

11月3日(祝・火)の門別競馬メイン第9レースは「第1回JBC2歳優駿JpnIII」(2歳、門別競馬場1800メートル)。

いよいよ迎える“第1回JBC2歳優駿JpnIII”。昨年まで46回の歴史を重ねてきた、前身の北海道2歳優駿JpnIIIは2008年の“門別本場化”以降、すべて1800メートル(2015年以降は外回り)で施行されてきたが、新たに創設されたこのJBC2歳優駿も同じ1800メートルで争われる。

JRAムガムチュウが制した2000年以降、JRA勢が10勝に対して地元北海道勢も10勝とまったくのイーブンなのだが、施行年の優劣を見極めるうえで注目材料の一つになるのが、2011年以降JRA東京ダート1600メートルでの10月中旬開催に固定化されている2歳1勝クラス(旧500万円以下)の“プラタナス賞”だろう。この、東京1600メートルに変更された2011年以降、プラタナス賞を勝って次戦で北海道2歳優駿JpnIIIに駒を進めてきたJRA馬は3頭で、2011年オーブルチェフと2016年エピカリスはともに2着以下をぶっちぎっての圧勝。2015年エネスクのみ3着に敗れたのだが、その時の勝ち馬は同年NARグランプリ2歳最優秀牝馬に選出されたタイニーダンサー(北海道)で、2着も翌年の3歳二冠馬スティールキング(北海道)というハイレベルの上位2頭だった。

今年はJRA◎9 タイセイアゲイン(牡、JRA・松下武士厩舎・父パイロ)が、中京ダート1800メートルの新馬戦→プラタナス賞とデビュー2連勝の“エリートローテ”でここに臨んできた。今年の北海道勢に“タイニーダンサー級”の逸材が居るのかどうかとなると、重賞ごとに勝ち馬が入れ替わってきた経緯等も含め「正直、そこまでじゃないかも…」といった印象だ。北海道勢で厳選するなら、前走サッポロクラシックカップ(外回り1700メートル)からゆったりしたローテーションで調整されてきた▲8 ラッキードリーム(牡、北海道・林和弘厩舎・父シニスターミニスター)を採りたいが、いずれにせよ今年はタイセイアゲイン以下JRA勢上位の見立て。

内枠から先手とれそうなJRA○2 プライムデイ(牡、JRA・加藤征弘厩舎・父キズナ)、新種牡馬ドゥラメンテの牡駒△5 カズカポレイ(牡、JRA・安田隆行厩舎・父ドゥラメンテ)を絡めたい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 9→2(1点)
3連単 9→2→8 9→2→5(2点)

JBC2歳優駿の出走表はこちら

(文/HDK)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬