レース展望・予想

スピード非凡サロルンが7連勝決める「楠賞」(園田競馬)

2020/11/04

11月4日(水)の園田競馬メイン第11レースに地方全国交流「第54回楠賞」(3歳定量、園田競馬場1400メートル)が行われます。

条件が3歳限定になって3年目、一昨年と昨年は北海道所属馬が連覇。今年も遠征馬が優勢と見ます。なかでもデビューから6連勝中の船橋◎3 サロルン(牡、船橋・岡林光浩厩舎)のスピードは非凡です。重賞には出走していませんが、ここまで2着馬を寄せ付けず押し切っています。前走(南関東B3、船橋1200メートル)は大外から内の各馬を見ながら主導権を奪うと、すぐに折り合いをつけました。4コーナーまでは馬なり、直線に入って追い出すとアッと言う間に2番手以下を引き離し、結果は2着マッドアイに5馬身差をつけています。先週の天皇賞(秋)を制したアーモンドアイと同じロードカナロア産駒。初の重賞挑戦ですが、時計的に逃げ切りが濃厚です。

前々走の戸塚記念(川崎2100メートル)など重賞2勝の浦和○9 ティーズダンク(牡、浦和・水野貴史厩舎)が実績上位です。1番人気に支持された前走のダービーグランプリ(盛岡2000メートル)は内々を進んで直線で抜け出した地元フレッチャビアンカには完敗しましたが、直線脚を伸ばして2着は確保しています。デビューした昨年は門別で1200メートルを勝利していますが、最近は中、長距離を使っているので、1400メートルの距離克服がカギになりそうです。

地元勢では菊水賞など重賞5勝▲8 ステラモナーク(牝、新子雅司厩舎)が筆頭です。逃げるのがベストですが、前述したサロルンとの兼ね合いがポイントです。枠順から2番手からの粘り込みが賢明と思います。

ほか、昨年の園田2歳王者(園田ジュニアカップ勝ち馬)☆4 イチライジン(牡、田中範雄厩舎)、今年の兵庫ダービー馬△5 ディアタイザン(牡、碇清次郎厩舎)、前走の名古屋・秋の鞍で前述ステラモナークを差し切った川崎△6 ヴァケーション(牡、川崎・高月賢一厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 3・9・8(6点)
3連単(2軸流しマルチ) 3・9⇔8・4・5・6(24点)

楠賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬