レース展望・予想

先手必勝シニョーラ「2020JBCまであと1日」(金沢競馬)

2020/11/02

日、月曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。11月2日(月)は最終第11レースの「2020JBCまであと1日」(B1級二組、金沢競馬場1500メートル)が展開ひとつでどの馬にも勝つチャンスがある大混戦になっています。

3歳馬が幅を利かせている最近の金沢競馬の傾向から考えると、まずピックアップしたいのは◎3 シニョーラ(牝3、松野勝己厩舎)です。2走前のB1級準重賞・恋路賞では先手争いに敗れて8着に沈みましたが、前走はスタートダッシュを決めてペースを握ると最後まで先頭を譲ることなく、2着馬を2馬身半引き離して逃げ切りました。今回は1500メートルに距離は延びますが、これまで1勝、2着2回と連絡みはしており、今回も先手争いを制して一人旅に持ち込むことができれば後続は振り切れそうです。

シニョーラに待ったをかけるのは○2 ハナイロコマチ(牝4、中川雅之厩舎)です。北海道から転入してきていきなり4戦連続で連対した快速馬で、6月の牝馬重賞・徽軫賞でも1番人気に支持されました。しかし他馬に激しく競り込まれて12着と惨敗。リズムを崩してしまいましたが、9月に入って連続2着に粘り込んで立ち直りつつあります。前走の恋路賞では6着に敗れましたが、4コーナーまで先頭に並びかけて見せ場はありました。距離は長い方が連対が多く、逃げるシニョーラを2番手からマークしてレースを進めることができれば、逆転もありそうです。

金沢でまだ3着以内を外していない▲4 ハクサンモジャ(牝4、加藤和義厩舎)も不気味です。デビューした浦和ではC2で苦戦が続いていましたが、今夏に金沢へ移籍すると走るごとにリズムを上げて2連勝中です。シニョーラとハナイロコマチがスタートから激しく先手争いを繰り広げる展開になれば、再び追い上げが届くシーンがありそうです。

△9 クランキングアップ(セン9、中川雅之厩舎)は今季大井から戻ってきてB2級で1勝止まりですが、すべて4着以内と崩れない走りを続けています。3年前にはA1級でも勝ち負けしていたレース巧者で、抜けた存在がいない今回の顔ぶれなら混戦から抜け出してくるかもしれません。

△6 コウエイサムライ(牡8、鋤田誠二厩舎)も転入してきた当初はA1級で連絡みしていた実績があります。今季はB1級に下がって勝ち切れないレースが続いていますが、寒くなるにつれてレースぶりは良くなっており、引き続き警戒は必要です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔2・4・9・6(8点)
3連単(フォーメーション) 3→2・4・9・6→2・4・9・6 2・4・9・6→3→2・4・9・6(24点)

2020JBCまであと1日の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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