レース展望・予想

兵庫からの刺客イチライジン「西日本ダービー」(笠松競馬)

2020/09/10

9月10日(木)の笠松競馬メイン第11レースは「第5回西日本ダービー」(3歳所属場デビュー馬、笠松競馬場1900メートル)。

西日本地区の競馬場でデビューした生え抜き馬による限定交流重賞だが、地元ダービーで好勝負した馬が多くスタンバイ。実力の把握が難しく、馬券難度Aクラスの一戦だが、地区レベルを考えれば、トップクラスの兵庫勢にやはりアドバンテージ。兵庫ダービー3着馬でもある◎12 イチライジン(牡、兵庫・田中範雄厩舎)から狙うのがベターか。2歳時に園田ジュニアカップを制した重賞ウイナーで、菊水賞4着に、兵庫ダービーでも銅メダルを獲得。兵庫のトップシーンを担ってきた1頭だ。デビュー以来、大きく崩れたのはダートグレード挑戦した昨年11月の兵庫ジュニアグランプリJpnII(園田1400メートル・10着)だけ。相手なりに走れるレース巧者でもある。なにより、主戦で兵庫の絶対リーディングである吉村智洋騎手が地元戦を留守にして、笠松に駆けつけるのも購買意欲をそそられる。初輸送、初コースなど、不安材料はあるが交流重賞に強い“兵庫の刺客”に期待したい。

○8 フジヤマブシ(牡、金沢・黒木豊厩舎)は、前走の地元・MRO金賞で東海王者のニュータウンガールを豪快なキレで仕留めている。追い込み脚質のため、小回りの笠松コースへの適性が大きなポイントになるが、石川ダービーでも銀メダル。高評価が欠かせない。

地元東海地区勢では、湾岸スターカップで復活を遂げた▲9 インザフューチャー(牡、川西毅厩舎)に、地力高い△4 ビックバレリーナ(牝、今津博之厩舎)の名古屋勢に注目。インザフューチャーはデビュー以来初の1900メートル戦が鍵、ビックバレリーナは約3カ月ぶりの復帰戦。ともにマイナス要因はあるが、地元勢の意地を見せたいところ。

古馬重賞を含めて重賞V6の実力派△7 ミスカゴシマ(牝、佐賀・平山宏秀厩舎)も有力なV候補だ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔4・7・8・9(8点)
3連単(フォーメーション) 12→4・7・8・9→4・7・8・9 4・7・8・9→12→4・7・8・9(24点)

西日本ダービーの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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