レース展望・予想

前走勝ちの余勢駆るシゲルジルコン「早涼特別」(園田競馬)

2020/08/27

27日(木)の園田競馬メイン第10レースに「早涼特別」(B1・B2混合、園田競馬場1230メートル)が行われます。

JRA1勝馬◎10 シゲルジルコン(牝4、坂本和也厩舎)に南関東から転入4戦目の前走で兵庫初勝利の余勢があります。JRA3戦目の福島ダート1150メートルでは11番人気でしたが逃げ切って、1番人気クールティアラ(現JRAオープン)の追撃を2馬身抑えています。1勝クラスでは苦戦が続いて、今年3月から南関東(川崎)に転入し未勝利で、8月から兵庫(西脇)に移籍しました。園田4、6、3着後の前走は逃げ、先行馬が揃いました。8番枠(9頭立て)からスタートは決めましたが、枠を主張したリッカサンサンにハナを譲って2番手を追走。速いペースでも折り合っています。直線中ほどで先頭に立って、追走してきたハルカゼを1馬身抑えて勝利しました。前走に続いて外枠を引いた今回は再現を期待します。

JRA2勝馬○9 グランプリワン(牡4、森澤友貴厩舎)が兵庫の初勝利を目指します。A2では7戦して2着1回、3着2回と未勝利でしたが、5月戦の10着以外は大きく負けていません。先行争いが激しくなると直線に入って見せ場を作れそうです。

4月以来の▲3 ワンダーポピュレル(牝5、田中一巧厩舎)が続きます。B1昇級初戦だった前走以外、兵庫では9戦連続連対(C2からB2まで)でした。7月14日の能力検査では時計こそ出していませんが、太め残りはなかったように見えます。

逃げたい☆5 クールフォール(牝5、田村彰啓厩舎)が枠を主張し、同厩舎のリッカサンサンを抑えて主導権を奪うと粘りを発揮します。

前走園田サマースプリント(園田820メートル)では2番手からでも大バテしなかった△8 リッカサンサン(牝5、田村彰啓厩舎)、13年にはA1・A2混合など5勝し151戦とキャリア豊富な△7 クレバーペガサス(牡11、山口浩幸厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(ボックス) 10・9・3・5・8・7(30点)
3連単(ボックス) 10・9・3・5(24点)

早涼特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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