レース展望・予想

昇級でもエールドールの勢いを買う「アンゲロニア特別」（名古屋競馬）

2020/08/19

8月19日（水）の名古屋競馬メイン第11レースは「アンゲロニア特別」（A級3組、名古屋競馬場1600メートル）。

昇級初戦だが◎3 エールドール（牝4、角田輝也厩舎）の勢いが魅力だ。B級昇級後も5戦オール連対を果たして、待望のA級に昇格。前走B級1組特別戦はハナ差の辛勝だったが、好位キープからソツのないレース運びで、最後はしっかり末脚を伸して、安定した走りを改めて披露した。マイルは1400メートルほど好成績を残していないが、堅実差しタイプの脚質から向かない訳ではない。中間も依然好ムード。A級初戦でも大きな期待が持てそうだ。

転入後のA級5戦で2着4回。勝ち切れない○1 ディープミタカ（牡9、地辺幸一厩舎）だが、連軸という点ではむしろ上位の存在だ。前走が3/4馬身、2走前も1馬身差で2着だったが、ロスのない1枠スタートでセールスポイントのしぶとさと粘りが生きてくる。惜敗続きにピリオドを打つか。

距離延長歓迎は▲6 マイネルゾンターク（牡4、藤ケ崎一人厩舎）。こちらもディープミタカ同様に勝ちみの遅いタイプだが、直線では必ずひと脚使って好勝負に持ち込む近況だ。4走連続してファンの馬券に貢献中。距離延長を味方に久々に突き抜けて見せるか。

穴は△2 メイショウカマクラ（牡7、角田輝也厩舎）の一発。跳びが大きく、コーナーで動きが鈍って本質的に小回りコース向きではないが、中央時に4勝を挙げた実力馬。注文はつくが速い流れになればチャンスが訪れる。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　3⇔1・2・6・7（8点）
3連単（フォーメーション）　3→1・2・6・7→1・2・6・7　1・2・6・7→3→1・2・6・7（24点）

アンゲロニア特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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