レース展望・予想

若馬不在でバウンティハンター巻き返しへ「ベガ特別」（ばんえい帯広競馬）

2020/08/17

8月17日（月）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ベガ特別」（B1級-1組）が行われます。

ユリウス特別からは3着ホクトシンバ、4着オホーツクノタカラ、7着アアモンドロシアなど5頭、しし座特別からは5着ホクトウォーカー、9着ショウヘイ、B1級-2組平場戦からは1着ゴールデンフジ（牡9、今井茂雅厩舎）、3着ヤマトジャパン（牡6、金田勇厩舎）、昇級初戦ヤマノホシの10頭立て。馬場が乾き重い砂での競馬が予想される今回は、厳しい流れだったユリウス特別組の力量が上位で、主流をなしそうです。

◎9 バウンティハンター（牡8、金田勇厩舎）685キロを本命に推します。勝てないまでも3歳、4歳の三冠すべてに駒を進めた実力馬。4歳時のはまなす賞でマルミゴウカイを破り重賞勝ち馬になっています。B4級までクラスが下がった今季は、ばんえい競馬のお約束で、降級の利をいかし、12戦7勝、2着1回の好成績。前走はB1に昇級してのユリウス特別で、相手が一気に強化されレースの流れも速く、障害で止まってしまい9着と敗れています。しかし前走1着の快速ダイリンファイター、2着コマサンブラックなど若馬が不在なら自分の競馬ができそうです。

○5 ホクトシンバ（牡8、岩本利春厩舎）685キロが対抗です。今季2勝、2着4回、3着7回と安定感があります。速い流れには苦手意識があるタイプで障害で二の腰が入らないことがありますが、近走はそれも改善されています。

▲2 オホーツクノタカラ（牡10、大友栄人厩舎）680キロが3番手です。ユリウス特別では6秒1差の4着と健闘しています。スタートダッシュがつかないところがありますが、近走は折り合いは良く、障害もひと腰で切れています。ひと押しで勝ち負けできます。

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3連単（フォーメーション）　9→5→2・8・6（3点）

ベガ特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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