レース展望・予想

復活期すレッドゲルニカ「くろゆり賞」(笠松競馬)

2020/08/13

8月13日(木)の笠松競馬メイン第10レースは「第49回くろゆり賞」(笠松競馬場1600メートル)。笠松のお盆恒例の地方全国交流のSP1重賞。ジャーニーマンの出走取消は残念だが9頭が激突する。

勝ち負けレベルの馬が多く難解だが、東海の交流重賞の強さに定評ある浦和の小久保智厩舎が送り込む実績馬◎3 レッドゲルニカ(セン7、浦和・小久保智厩舎)を狙い撃ちだ。中央在籍時はオープン特別戦を含め6勝を飾ったバリバリのオープン馬で、華麗なキャリアの持ち主でもある。今春、南関東のビッグブランド・小久保厩舎に転入し、大井、浦和のオープン2レースで6、5着。ともに失速し、本来の力を出し切れずにいる。ただ中間は、盛岡・クラスターカップJpnIIIに出走(3着)したブルドッグボスとの併せ馬の追い切りで先着するなど、上昇ムードがうかがえる。手ごろな相手との構成に変わる東海遠征。しかも小回りコースとあって、セールスポイントのスピードが生きる絶好舞台でもある。復活劇があっていい。

○6 クインズプルート(牡7、北海道・安田武広厩舎)の軽快な先行力も脅威。中央時は地方条件交流戦を含め2勝に留まったが、1年半の休養後、北海道に移籍。前走の星雲賞では鮮やかな逃げ切りで待望の重賞制覇に成功と、再ブレイク中。長距離輸送を経るため、パドックなどで気配チェックは欠かせない。

東海勢では▲8 アドマイヤムテキ(牡7、角田輝也厩舎)に注目。前走の名港盃(6着)はデビュー以来の初距離の1900メートルが影響し、失速した。しかし適距離のマイルに戻って反撃がありそうだ。

△4 ヒルノデンハーグ(セン8、後藤正義厩舎)は笠松転入後、B級とはいえ2連勝中。元JRA2勝クラスの実力馬で5頭いる地元勢では筆頭格といえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 3⇔4・6・8(6点)
3連単(フォーメーション) 3→4・6・8→4・6・8 4・6・8→3→4・6・8(12点)

くろゆり賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)

 


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