レース展望・予想

百万石賞馬が再始動「葉月賞」(金沢競馬)

2020/08/02

8月2日(日)の金沢競馬は第10レースの「葉月賞」(A1級一組特選、金沢競馬場1700メートル)がメインカードです。

百万石賞を制した◎1 サウスアメリカン(牡5、金田一昌厩舎)が再始動します。前走は単勝6番人気とあまり評価は高くありませんでしたが、2周目向正面から抑え切れない手応えで駆け上がっていくと、4コーナー手前で、逃げた馬も交わして先頭に立ちました。直線入口では内を突いたトウショウデュエルに詰め寄られましたが、追い出すとさらに伸びて突き放し、終わってみれば2着を2馬身半離す快勝劇でした。スタミナタイプで2000メートル以上の長丁場が合うことは認識していましたが、思っていた以上の強さに驚かされました。激走の疲れを癒やすために1カ月ほどレース間隔を空けましたが、依然追い切りは軽快な動きを見せています。1700メートルはやや短い気もしますが、金沢の新王者となった意地を見せたいです。

○6 エイシンビジョン(牡7、金田一昌厩舎)は2走前の準重賞・金沢鼓門賞でクビ差2着に敗れて、兵庫から転入後の連勝が止まってしまいました。しかし前走は2番手追走から、逃げた馬を交わして4コーナーを先頭で回ると、直線半ばでさらに後続を突き放す強い勝ちっぷりでV奪回に成功しました。1700メートルは金沢に来て初めてとなりますが、園田のA1で逃げ切っている実績から、ペースを握ってしまえばこなせそうです。今開催のA級は近3走の収得賞金額順で編成されているためクラスは上がりますが、金沢の重賞常連馬を相手にどんな走りを見せるか注目されます。

▲7 トウショウデュエル(牡8、佐藤茂厩舎)は前走のA1級二組で2番人気に推されましたが、発馬で出負けしてリズムを崩したこともあって直線伸び切れず4着でした。しかし2走前の百万石賞でサウスアメリカンに迫った内容から力量的には見劣りません。後方で脚をためて勝負どころから一気にコーナーを駆け上がってくる最近のレース運びができれば、巻き返しがありそうです。

△4 アルバリ(牡5、菅原欣也厩舎)は浦和から転入後馬券圏内を外しておらず、底を見せていない魅力があります。B級からA1級のトップクラスまで大幅にクラスが上がってどうかですが、元中央オープンのマインシャッツに2馬身差まで詰め寄った末脚の良さから、次位争いなら展開次第で加わってくる可能性はあります。

△5 エターナルヒーロー(セン10、中川雅之厩舎)も直線に向けば鋭い末脚を発揮しています。A1級二組で連続3着と勝ち切れていませんが、前崩れの流れになるなら、アルバリとたたき合って浮上してきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔6・7・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 1→6・7・4・5→6・7・4・5 6・7・4・5→1→6・7・4・5(24点)

葉月賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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