レース展望・予想

芝適性ある馬が勢ぞろい「OROターフ特別」（盛岡競馬）

2020/07/20

20日（月）盛岡競馬メイン第12レースは「OROターフ特別」（オープン、盛岡競馬場芝1600メートル）。

◎5 コスモリョウゲツ（牡6、板垣吉則厩舎）は昨年、芝の地方全国交流重賞・岩手県知事杯OROカップ、準重賞・かきつばた賞を制し、秘めた素質が開花。盛岡芝8戦6勝、2着1回と抜群の適性を誇ります。今季は芝レースのスタートが遅れたため、ダートで5戦連続で着外。しかし前走は4着を確保し、上昇ムードで芝を迎えたのは心強い材料です。中央オープンからの転入馬は強力ですが、盛岡芝が舞台なら主役は譲れません。

○3 ロワアブソリュー（牡7、櫻田康二厩舎）は中央芝1400～1800メートルで6勝。移籍直前に一度ダートを使って転入し2戦4着。ここ2戦連続8着に終わりましたが、芝に替われば話は別。今年2月の東京新聞杯GIIIで10着ながら1着と0秒5差。陣営も力が入るところです。

▲6 マツリダレーベン（牡4、菅原勲厩舎）もコスモリョウゲツと同様、盛岡芝の鬼。昨年は3歳地方全国交流のオパールカップを含め、芝で3連勝を飾りました。その後、脚部不安が発生して休養を余儀なくされましたが、昨年暮れに復帰。今回はひと息入れましたが、芝に照準を合わせて調整。反撃必至と見るべきでしょう。

△1 ロジチャリス（牡8、櫻田康二厩舎）は17年のダービー卿チャレンジトロフィーGIII覇者でメンバー中一番の実績を誇ります。昨年10月、南関東へ移籍しましたが、5戦とも大敗を喫し岩手へ新天地を求めてきました。芝で復活なるか注目。

△2 サンエイゴールド（牡7、佐藤浩一厩舎）は昨年順調さを欠きましたが、盛岡芝10勝の強者。軽視できません。

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馬単　5→2　（ボックス）　5・3・6（7点）
3連単（フォーメーション）　3・5→3・5・6→1・2・3・5・6・8（16点）

OROターフ特別の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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