レース展望・予想

名古屋3戦3勝モンファロンに熱視線「日本海スプリント」(金沢競馬)

2020/07/07

スーパースプリントシリーズ(SSS)2020のトライアル最終戦「第3回日本海スプリント」(金沢競馬場900メートル)が、7月7日(火)に開催される金沢競馬メイン第11レースで行われます。7月22日のファイナル・習志野きらっとスプリント(船橋1000メートル)への優先出走権をかけて、東海と金沢のスピード自慢たちがワンターンの電撃戦で争います。

今年は名古屋から2頭、笠松から4頭が参戦してきましたが、中でも一番勢いがありそうなのは◎7 モンファロン(牡5、名古屋・川西毅厩舎)です。中央2勝(地方条件交流戦を含む)馬で、名古屋に移籍後は3戦3勝とまだ負けていません。レースぶりも手綱を抑えたままでグイグイ前に出るスピードがあり、直線に向いてからもひと伸びできる脚があります。ここを目標に順調な調整を積んできており、長めを追い切られた今回も馬なりで最後までバテることなく伸びていました。前走時より負担重量が5キロ増になるのは気になりますが、逃げた馬を追いかけて、4コーナーで外から並びかけることができれば、直線抜け出してきそうです。

地元勢では○3 フェリシアルチア(牝6、金田一昌厩舎)に期待が集まります。今回の日本海スプリントへのトライアルとなったスーパースプリント賞では、最内枠からスタートを決めて先手を奪うと、最後まで先頭を譲ることなく2着を3馬身引き離しました。スタートセンスと出脚の良さは金沢でも屈指の存在で、まだA2級の身ですがワンターン勝負なら重賞制覇にも手が届きそうです。今回も発馬を決めて先手を主張することができれば、東海勢も振り切ってしまうかもしれません。

▲1 ミラクルダマスク(牝5、笠松・笹野博司厩舎)は、盛岡で行われたSSSトライアル第1戦の早池峰スーパースプリントで2着に逃げ粘っており、日本海スプリントへ出走するため岩手から笠松へ移籍しました。笠松転入初戦は逃げて直線半ばで後続に飲み込まれて5着でしたが、これまで1200メートル以下しか連絡みがないことから900メートル戦なら見直しは必要です。ゲートを出てから掛かりぎみでも前に出ていくダッシュ力の良さから、フェリシアルチアを抑え込んで逃げるシーンは十分に考えられます。

△6 エイシンテキサス(牡10、名古屋・坂口義幸厩舎)は昨年のこのレースの覇者で、連覇を狙っての登場です。岩手に移籍してまで挑んだ前走の早池峰スーパースプリントは8着と結果が残せませんでしたが、相性がいい金沢なら変わり身があるかもしれません。

△5 ナラ(牝4、笠松・湯前良人厩舎)は今春からホームの笠松に重点を置いて白星を重ねています。今回の距離はやや短い気もしますが、これまで数々のダートグレードレースで強敵にもまれてきた経験から軽視はできない存在です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 7→3・1・6・5 3・1→7(6点)
3連単(フォーメーション) 7→3・1・6・5→3・1・6・5 3・1→7→3・1・6・5(18点)

日本海スプリントの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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