レース展望・予想

距離延長でデルマシャンティに勝機「湖南賞」(金沢競馬)

2020/05/05

ゴールデンウイーク期間中は月、火曜日の変則開催で行われている今週の金沢競馬は、5月5日(祝・火)に2日目が行われます。メインカードは第12レースのB1級馬による「湖南賞」(金沢競馬場1900メートル)です。B級では長丁場となる1900メートルで争われる準重賞で、今後A級に上がっても活躍が見込めそうな好素材が集まりました。

◎2 デルマシャンティ(牡4、金田一昌厩舎)は、中央未勝利から昨秋に大井へ移籍しましたが、C1級でふた桁着順が続いていたため、今季から金沢へ転入してきました。金沢ではB1級とクラスが見込まれましたが、いきなり後方から追い上げて2着。続く1700メートル戦でも2着、前走は好位追走から3コーナーで先頭に立って押し切りを狙いましたが、またも2着と3戦続けて惜しいレース。なかなか勝ち星を挙げられませんが、走るごとにレース運びは上手くなっており、未勝利脱出は時間の問題です。中央在籍時に1800メートル以上の距離ばかり使われていたことからスタミナはありそうで、初めて1900メートルを走る馬が多い今回なら、悲願の初勝利に手が届くかもしれません。

○7 マイネルオニキス(牡4、加藤和宏厩舎)も大井からの移籍馬で、転入初戦は3着でしたが、連勝中の元中央準オープン馬を相手に直線はよく伸びてきました。未勝利脱出が大井で行われたJRA条件交流戦で、距離が1800メートルだったことから、今回の1900メートル戦は合いそうです。金沢の環境にも慣れて追い切りの動きが力強くなっており、先行集団を射程圏内にとらえながら中団から追走できれば、直線一気に弾けてゴール前で抜け出すシーンがありそうです。

▲6 バリオラージュ(牡6、田嶋弘幸厩舎)は中央1勝馬で、ダートが未経験だったこともあって転入当初は追い上げても掲示板内に入れるかどうかでしたが、B1級に下がった前走は逃げるレースを試みて3着に粘りました。積極的なレースを経験したことで、追い切りの動きにも変化が見られて気合が入ったようです。中央での白星は芝2200メートルでのもので、距離延長は問題なく、今回も先手を奪ってマイペースの逃げに持ち込めるなら、そのままの押し切りがあるかもしれません。

元A級の△9 プラチナバディ(牡9、加藤和義厩舎)も侮れません。今季はB1級にクラスが下がって開幕戦で久々に勝ち星を挙げましたが、その後は伸び悩んでいます。しかし距離が延びることで先行勢が止まる展開になれば、直線外から一気の浮上もありそうです。

△3 ドロダンゴ(牡10、高橋俊之厩舎)も2走前にB級へ下がってからリズムを取り戻しています。年齢的に距離延長は厳しいですが、前々で運べるなら流れ込みがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔7・6・9・3(8点)
3連単(フォーメーション) 2→7・6・9・3→7・6・9・3 7・6・9・3→2→7・6・9・3(24点)

湖南賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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