レース展望・予想

ストロングフーヴス重賞初制覇へ「北日本新聞杯」(金沢競馬)

2020/05/04

金沢の3歳重賞の一冠目「第28回北日本新聞杯」(3歳、金沢競馬場1700メートル)が、5月4日(祝・月)の金沢競馬メイン第11レースで行われます。

今季開幕戦からの連勝を含め目下4連勝の◎6 ストロングフーヴス(牡、金田一昌厩舎)が、悲願の重賞制覇となるかに注目です。2歳時は兼六園ジュニアカップで3着、金沢ヤングチャンピオンで2着惜敗など勝ち切れないことも多かったですが、3歳となった今季は、持ったままで勝負どころの3コーナー手前から駆け上がっていって、直線では後続を突き放す完勝劇が続いています。直線単独で抜け出しても気を抜かなくなったことで、2歳時よりレースぶりが格段に良くなっています。前走から約1カ月ほどレース間隔が空いていますが、休むことなく併走追い切りを3本もこなしていて、仕上がりに抜かりはありません。成長した姿を同世代に見せつけて今度こそ重賞制覇を果たしたいところです。

相手探しが難しいですが、前走の勝ちっぷりが良かった○3 ブルベアカイリ(牡、佐藤茂厩舎)を狙ってみたいです。中央3歳未勝利で3着の実績があり、転入初戦から人気になりましたが、外枠から持ったままで先手を奪うと、直線ではもうひと伸びして初白星を飾りました。転入2戦目でいきなり重賞挑戦になりますが、中央では2歳デビュー時からダート1800メートル戦ばかり使われていて、距離は合いそうです。ストロングフーヴスよりも前でレースを運んで、直線先に抜け出せれば際どい勝負になりそうです。

▲1 フジヤマブシ(牡、黒木豊厩舎)は前走の1700メートル戦でまたも2着と、今季は開幕戦から3戦連続で2着と勝ち切れていませんが、直線に向けば確実に伸びてくる末脚には信頼が置けます。現状でストロングフーヴスを破るには展開の助けが必要となりますが、引き続き追い切りの感触は良く、上位2頭が互いに直線先頭へ抜け出すことに手こずるなら、叩き合いに持ち込むチャンスがあるかもしれません。

△4 カガノホマレ(牡、菅原欣也厩舎)は冬休み明け初戦が4着と案外な内容でしたが、中間に短期放牧へ出されて立て直しが図られています。昨年末の2歳準重賞では、3コーナーから一気に駆け上がってフジヤマブシに直線競り勝っており、レースに集中して瞬発力が発揮できれば上位争いに加われそうです。

今季中央未勝利から移籍してきた△7 ナックライオン(牡、金田一昌厩舎)は連勝中と勢いに乗っています。先行して勝負強い走りを見せており、相手は強くなりますが、好位から食い下がって行ければ流れ込みが図れそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→3・1・4・7(4点)
3連単(1軸流し) 6→3・1・4・7(12点)

北日本新聞杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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