レース展望・予想

トップハンデでもラプタス信頼「かきつばた記念」(名古屋競馬)

2020/05/04

5月4日(祝・月)の名古屋競馬メイン第11レースは「第22回かきつばた記念JpnIII」(名古屋競馬場1400メートル)。

ハンデ戦に変わった2017年こそ、トライアルの東海桜花賞を勝った地方馬トウケイタイガーが、52キロの軽ハンデを生かして逃げ切ったが、過去3年間の1~3着はその1頭を除いて中央勢が独占。

今年も粒ぞろいの構成で、底力とスピードでまさるJRA勢がやはりVバトルを断然リードする。なかでもただ1頭の4歳馬◎7 ラプタス(セン4、JRA・松永昌博厩舎)に大きな魅力を感じる。デビュー後3戦は芝で結果を残せなかったが、ダートに矛先を向けて大変身。通算4戦目の未勝利戦で初勝利を挙げるとそのまま勢いに乗って4連勝。オープン特別初挑戦の2走前こそ直線の長い東京コースで8着まで失速したが、ダートグレード初参戦だった前走の高知・黒船賞JpnIIIでは3馬身差つける余裕の逃げ切りで待望の初タイトルを獲得。地方遠征でセールスポイントのスピードがいっそう生きたようだ。斤量は57キロとトップハンデタイになったが、それも将来性、可能性を見込まれたから。直線が日本一短い名古屋コースは絶好の舞台とも言える。ダートグレード連勝に当然期待が集まる。

初の地方遠征を迎えた○10 アディラート(牡6、JRA・須貝尚介厩舎)も高い評価が欠かせない。強敵ぞろいの中央オープンでコンスタントに勝ち負けする実力馬だ。休養後、6、3着と確実に良化し、迎えた復帰3戦目。手ごろな相手との対戦に変わる初の地方遠征。互角のV候補と言える。

16年の当レース覇者▲8 ノボバカラ(牡8、JRA・森秀行厩舎)も差はわずか。ダートグレードの常連で、安定した成績を残す上、名古屋の名手・岡部誠騎手とのタッグ。かきつばた記念JpnIII・2勝目に虎視眈々だ。

△1 リアンヴェリテ(牡6、JRA・中竹和也厩舎)も軽視できない。ロスのない絶好の1枠スタートがプラスに作用しそうだ。

東海桜花賞で一気の抜け出しを決め圧勝した△2 ドリームドルチェ(牡8、浦和・小久保智厩舎)に地方勢では期待がかかる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔1・2・8・10(8点)
3連単(フォーメーション) 7→1・2・8・10→1・2・8・10 1・2・8・10→7→1・2・8・10(24点)

かきつばた記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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