レース展望・予想

総合力でフォローユアハート「田沢湖賞」（水沢競馬）

2020/04/28

28日（火）水沢競馬メイン第11レースは「田沢湖賞」（C1級、水沢競馬場1600メートル）。実力伯仲のメンバーがそろい、波乱の要素も含んでいます。

◎7 フォローユアハート（牝5、飯田弘道厩舎）は昨年12月、3カ月の休養を経て南関東C1から転入。当初は3、4着にとどまりましたが、移籍3戦目を完勝。いいムードでシーズンを終え、今季初戦も快勝。年をまたいで2連勝を飾りました。前走は2着でしたが、わずかハナ差。評価ダウンにはなりません。今回は伏兵がそろいましたが、総合力上位は明らか。首位奪回に燃えています。

○6 サクセスストーリー（牡8、新田守厩舎）は今季初戦を2着にまとめ、上々の滑り出し。B1からC1へ降級し、格上ぶりをアピールしました。続く大屋梅賞は好調なメンバーの中、プラネットナインが逃げ切った一戦。先行馬に有利な流れを見て早めにスパートしましたが、その分だけ最後が甘くなった印象でした。本質的にはスプリンターですが、今季2戦の内容を見るとマイルの方が持ち味が生きそうです。

▲1 マリーツァ（牝5、櫻田康二厩舎）は中央1勝クラスから再転入。昨季は3戦して3着1回が最高でしたが、今季は2、1着。特に前走の強さが際立っていました。相手は強化されますが、勢い重視。

△8 ヒナクイックワン（牡5、高橋純厩舎）は前走、シーズン初戦だったため7番人気に甘んじましたが、鮮やかな逃げ切りを決めました。距離がネックですが、叩かれてさらに上昇気配。

△2 アルカサル（セン7、工藤裕孝厩舎）はA級から降格。入着までですが、一戦ごと良化中です。

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馬単　7→6・1・8・2　6・1→7（6点）
3連単（フォーメーション）　6・7→1・6・7・8→1・2・6・7・8（18点）

田沢湖賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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