レース展望・予想

降級イノリノチカラの連勝なるか（ばんえい帯広競馬）

2020/04/24

4月24日（金）から、今季26開催、150日間のばんえい十勝が開幕。24日のばんえい帯広競馬第9レースには、B2級-3組が行われます。

今季は本走路の砂の入れ替え、馬そりの裏金の張り替えが行われ、時計のかかる馬場に変わっています。例年ばんえい十勝の春競馬は、降級馬が好走する傾向が強く、このレースでは、前走のA1級-2組混合10着ヤマノホシ（牝8、長部幸光厩舎）、A2級-1組1着イノリノチカラ、同9着ホクトシンバらA級からの降級組が有力といえるでしょう。

◎8 イノリノチカラ（牡8、小北栄一厩舎）620キロを本命に推します。前走のA2級-1組平場戦では、2着シマノシンザンをコンマ5秒の僅差で押さえ、勝利で昨シーズンを終えましたが、今季はB2級-3組からスタート。重量は前走時よりも105キロ軽い620キロですが、重い砂に入れ替わりパワーが要求される馬場となりそうなことから、障害力と末脚が自慢の同馬の2連勝が期待できます。昨シーズンは32戦して7勝、2、3着はなしと勝ち負けがはっきりした勝負タイプです。

○1 ホクトシンバ（牡8、岩本利春厩舎）620キロが対抗です。A2級からの降級で、昨季最終戦はイノリノチカラに26秒4の大差をつけられ9着と惨敗していますが、当時はスタートから勝負に行き障害で止まったのが敗因。道中で息が入り折り合いさえつけば、障害も切れて末脚は切れるタイプです。

▲4 フウジンライデン（牡7、林豊厩舎）620キロが3番手です。2月以来の出走です。少し障害に注文がつきますが、620キロならそれも修正されていいはず。

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馬単　8→1・4・5・9（4点）
3連単（フォーメーション）　8→1→4・5・9（3点）

B2級-3組の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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