レース展望・予想

ステラモナーク、イチライジンの一騎打ち「菊水賞」（園田競馬）

2020/04/16

16日（木）の園田競馬メイン第11レースに「第52回菊水賞」（3歳、園田競馬場1700メートル）が行われます。

新型コロナウイルスの影響で無観客レースは続きますが、今年も3歳三冠レースが始まります。一冠目を争うのは目下4連勝、3連勝の2頭です。

4連勝の牝馬◎6 ステラモナーク（牝、新子雅司厩舎）の勢いを買います。デビュー戦を勝ったあとは3連敗です。しかし、11着と大敗した兵庫ジュニアグランプリJpnII後に馬体が絞れて、スタートダッシュが一変しました。2歳最終出走のJRA認定戦を逃げ切り、今年に入ってから園田クイーンセレクション、園田ユースカップ、名古屋・若草賞と重賞で3戦連続逃げ切り圧勝です。カギは初めて経験する1700メートルですが、主導権を奪えば一気に突っ走るでしょう。

3連勝○10 イチライジン（牡、田中範雄厩舎）は牡馬の意地を見せたいはずです。対ステラモナークでは、初出走戦で2馬身届きませんでしたが、10月のJRA認定戦では3～4番手から差し切っています。兵庫ジュニアグランプリJpnIIでは10着ながら3/4馬身先着しています。そして初の1700メートルだった大晦日の園田ジュニアカップ（ステラモナークは不出走）では4番手を進み、向正面から仕掛けて直線抜け出し、2着キクノウィングを7馬身ちぎりました。その後も1700メートルで連勝しています。スタートからステラモナークを射程圏に入れて、直線入口で好位まで進出なら差し切るシーンもあります。

一角崩し候補の筆頭は▲12 トライバルキング（牡、松平幸秀厩舎）です。2連勝中で大外も味方しそう。向正面からスパートして3～4コーナー好位から直線勝負です。

前走でJRAを使った☆11 ガミラスジャクソン（牡、長南和宏厩舎）も末脚が武器です。

2番手で折り合って△9 ディアタイザン（牡、碇清次郎厩舎）、1番枠を生かして△1 コスモピオニール（牡、田村彰啓厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（ボックス）　6・10・12・11（12点）
3連単（2軸流しマルチ）　6⇔10⇔12・11・9（18点）

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）

 


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