レース展望・予想

底力あるピースラヴィング「笠松町商工会特別」(笠松競馬)

2020/04/06

4月6日(月)の笠松競馬メイン第9レースは「笠松町商工会特別」(C級1組(イ)、笠松競馬場1600メートル)。

出走8頭すべてが前走で勝利を飾っており、好調馬によるハイレベル戦。激しいVバトルが当然予想されるが、再転入戦をあっさり抜け出した◎1 ピースラヴィング(牡5、後藤正義厩舎)の底力を信頼したい。以前在籍していた昨年春には、3、4月の当地C級1組特別戦で2、3着に食い込んでいる実績がある。再転入した中央では地方条件交流戦を含め4レースいずれも好成績は残せなかったが、強敵相手にもまれた経験は血や肉になったようだ。事実、再転入戦だった前走C級9組は2番手で速いラップを刻みながらも早めに悠々と抜け出し、笠松1400メートルの自己ベストタイムを更新する鮮やかな勝利で飾った。マイルに延長する距離も当地や中央時(芝)に連対しており、むしろ歓迎材料と言える。V最短だ。

勝ちっぷりのよさなら○2 マルカノーベル(セン4、笹野博司厩舎)も負けていない。3カ月半ぶりの実戦だった前走のC級12組特別戦も終わってみれば、7馬身差つける圧巻の逃げ切り劇。主導権を取った時の強さに定評があるが、改めて高い先行力をアピールした。ひと叩きされたことで中間気配もアップ。同タイプの先行馬は多いが、ロスが少なく絶好の2枠から先制できれば、押し切りも狙える。

距離や相手を問わず堅実でしぶとい走りができるのが▲7 ニューヨークキャプ(牡4、伊藤強一厩舎)と△3 シンソク(牡4、尾島徹厩舎)。3連勝式馬券の候補に欠かせない。

穴は△8 ヤマニングレナデン(牝4、森山英雄厩舎)。持ち時計比較では劣るが、高いレベルで好調をキープし続けている。ロスの多い外枠スタートも流れに乗れば出番十分。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔2・3・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・3・7・8→2・3・7・8 2・3・7・8→1→2・3・7・8(24点)

笠松町商工会特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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