レース展望・予想

未勝利馬2頭に熱視線「アヤメ賞」(金沢競馬)

2020/04/19

今週の金沢競馬は日、火曜の開催です。19日(日)は、最終レースに牝馬限定戦が組まれており、第11レースの「アヤメ賞」(C2級五組以下牝馬、金沢競馬場1500メートル)は、まだ白星を挙げられていないメンバーが人気となりそうで、ひと波乱がありそうです。

中心になりそうなのは◎9 ハーンハリーリ(牝4、宗綱泰彦厩舎)です。前走は好位3番手からしぶとく脚を伸ばして2着に抜け出し、今季初めて連対しました。未勝利の身ですが、冬休み明けから走るごとに着順を上げており、使い詰めだった昨年終盤よりも体調面は良さそうです。今回のメンバーなら待望の初Vも期待できそうで、好位外めから直線抜け出しを図ります。

○8 ブリリアンティーン(牝4、黒木豊厩舎)は前走ハーンハリーリに直線半ばで交わされて3着でしたが、前半で激しく他馬と先手を争いながらも大崩れしなかったのは評価できます。こちらも未勝利の身ですが、開幕初戦からハナを奪って2着に逃げ粘っているスピードから、連対実績がない1500メートル戦でも、押し切ってしまう可能性はあります。

この距離を得意としているのは▲5 ルーアリンド(牝4、加藤和義厩舎)です。冬休み明けの2戦はいずれも1400メートル戦で後方から追い上げて入着いっぱいのレースが続いていましたが、1500メートル戦となった前走は好位3番手からレースを進めて3着に粘りました。昨季終盤の1500メートル戦でも2着に伸びて一変しているだけに、今回も警戒は必要です。

△3 エイシンローハス(牝4、加藤和義厩舎)も冬季休催中に大幅に減らしてしまった馬体重が回復してきて、前走はブリリアンティーンと僅差の4着と健闘しました。復調の兆しが見られる今の状態なら好勝負しても不思議ではありません。

△1 プチテアートル(牝8、菅原欣也厩舎)も冬休み明けから6着が続いていますが、追い切りが強化された今回は、発馬さえ決めれば変わり身があるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔8・5・3・1(8点)
3連単(フォーメーション) 9→8・5・3・1→8・5・3・1 8・5・3・1→9→8・5・3・1(24点)

アヤメ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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