兵庫の韋駄天ステラモナーク「若草賞」（名古屋競馬）

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兵庫の韋駄天ステラモナーク「若草賞」（名古屋競馬）

レース展望・予想

2020/03/26

3月26日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「第18回若草賞」（3歳牝馬、名古屋競馬場1400メートル）。

グランダム・ジャパン3歳シーズンに組み込まれた地方交流重賞のSP1。地元勢には3歳タイトル戦線の主力どころが不在。ハイレベルな地区の南関東、兵庫勢の上位独占が濃厚な状況だ。なかでも中心視するのはスピード自慢で好調な◎2 ステラモナーク（兵庫・新子雅司厩舎）。兵庫でも有数の先行力を誇るスピード派だ。12月の認定レースを4馬身差で逃げ切ると、1月の園田クイーンセレクションを7馬身圧勝劇でタイトルウイナーに仲間入り。そして前走園田ユースカップでは牡馬相手でも韋駄天ぶりを存分に発揮。ハイペースで飛ばしながらもゴールまで一気に突っ走り、6馬身差完勝で鮮やかに重賞連勝に成功。園田1400メートルの自己ベストタイムをさらに更新する価値ある勝利で飾り、メキメキ蓄える力を証明した。中間は変わりなく順調。ロスがなく、先制しやすい内の2枠スタートもプラス要因。唯一の不安は初めての輸送競馬か。

同様に重賞2勝を誇る○8 ミステリーベルン（川崎・鈴木義久厩舎）が一番のライバル。重賞・フローラルカップを含め北海道で3勝、2走前には金沢シンデレラカップも鋭い決め脚で制した実力派だ。約3カ月ぶりの復帰戦で割り引いたが輸送競馬を克服しているのは強みになりそうだ。

転厩初戦で手探り面はあるが▲7 バブルガムダンサー（船橋・張田京厩舎）も高い評価が必要。北海道の重賞ウイナーで南関東へ遠征した最近の重賞2レースとも入着を果たしたように底力がある。こちらも約4カ月ぶりの復帰戦で、仕上がり度などパドックチェックがかかせない。

△1 ポピュラーソング（船橋・新井清重厩舎）も3連単候補。2勝に対し、2、3着がともに5回と勝ちみは遅いが相手なりに走れる強みがある。

一方、地元勢では控えるレースをマスターし、自在性が増す△6 ボルドープリュネ（笹野博司厩舎）に注目。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　2⇔1・6・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　2→1・6・7・8→1・6・7・8　1・6・7・8→2→1・6・7・8（24点）

若草賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）