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レース展望・予想
エムエスオープン対ビックバレリーナ「中京ペガスターカップ」(名古屋競馬)
2020/03/10
3月10日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第4回中京ペガスターカップ」(3歳、名古屋競馬場1600メートル)。
東海ダービートライアルで、東海デビュー馬限定のSP1。重賞戦線でも結果を残しているエムエスオープン、ビックバレリーナの二強ムードだ。
2頭の力量差はわずかだが、レースぶりに安定感を増してきた◎5 エムエスオープン(牝、竹下直人厩舎)軸がベターか。東海地区生え抜き馬による元日の新春ペガサスカップで激しいゴール前の競り合いを制した、メンバー中ただ1頭の重賞ウイナー。昨今は控えるレースも完璧にマスターし、自在性を身につけ、直線では決まっていい脚を使い勝ち負けを演じている。前走は最内1枠スタートで包まれる流れで窮屈なレースになりながらも直線末脚を伸ばして3着と内容はあった。200メートル短縮するマイルは【2・1・0・0】とベストの舞台でもあり、前回からコンビを組む村上弘樹騎手が2度目の騎乗も上積み材料。重賞2勝目のチャンス到来だ。
もちろん最大のライバルは○3 ビックバレリーナ(牝、今津博之厩舎)。前走スプリングカップでは早めにニュータウンガールに交わされて5着に失速したが、2走前の梅桜賞では直線二枚腰を使って、エムエスオープンに先着している。参戦予定だった同タイプのインザフューチャーが回避し、主導権が握りやすくなっている。マイペースで運べば待望の重賞初Vも十分。
▲12 フクダイトウリョウ(牡、角田輝也厩舎)は若さからゲートに課題は残るが流れに乗ると長くいい脚を使えるタイプ。
△10 ユーセイシューター(牡、倉地学厩舎)は新春ペガサスカップでエムエスオープンと好勝負した地力派。ともに外枠スタートから好位に潜り込んで直線勝負に持ち込み、一角崩しを狙う。
穴は一発秘める△11 カナグランプリ(牝、坂口義幸厩舎)。
<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 5・3→5・3・12・10・11(8点)
3連単 (フォーメーション) 5・3→5・3→12・10・11 5・3→10・11・12→5・3(12点)
中京ペガスターカップの出走表はこちら
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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