レース展望・予想

佐賀3戦3勝のコウエイエンブレム再転入初戦「松浦川賞」（佐賀競馬）

2020/03/14

14日（土）佐賀競馬メイン第10レースは「松浦川賞」（A1・A2級、佐賀競馬場1400メートル）。

◎6 コウエイエンブレム（牡7、九日俊光厩舎）は、JRAから船橋を経て昨年8月に佐賀へ転入。A級特別クラスを3戦し、いずれも2着馬に1秒以上の差をつけて勝利し、JRAへ復帰しました。しかし、JRAでは前走のオータムリーフステークス（11月24日、JRA京都ダート1200メートル、12着）の1戦のみで登録を抹消。佐賀に再転入してきました。このレースには佐賀転入後7連勝中のドラゴンゲートの登録がありましたが回避しており、相手関係は昨年の3連勝時とさほど変化がなくなりました。復帰初戦から勝利が期待できそうです。

○1 フォークローバー（牡6、山田徹厩舎）は、昨年11月の休養明け後は4戦し、初戦の久住山賞（11月23日、900メートル）と前走のA2級（2月11日、1400メートル）を勝利しています。3走前や前々走でドラゴンゲートからコンマ4秒差で走っており、初対戦となるコウエイエンブレム相手にも十分迫っていけそうです。

▲5 ハッピーハッピー（牝5、矢野久美厩舎）は、4走前の韓国岳賞（11月9日、1800メートル）で勝利した後は、1戦ごとに着順を落としています。B級昇級後は中距離戦を主体に使われていますが、A級1400メートル戦でも重賞の佐賀ヴィーナスカップなど2勝を挙げており、距離短縮で変わり身を期待したいところです。

△2 キングジャガー（牡6、池田忠好厩舎）、△8 トーセンペンタゴン（牡8、九日俊光厩舎）の両馬は、佐賀転入後は勝ち星がありませんが、堅実に上位を確保しています。

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（文／上妻輝行）


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