レース展望・予想

得意距離でクールフォール連勝なるか「三寒四温特別」（園田競馬）

2020/02/27

27日（木）の園田競馬メイン第10レースに「三寒四温特別」（B1、園田競馬場1230メートル）が行われます。

◎8 クールフォール（牝5、田村彰啓厩舎）に昇級2戦目の前走でB1初勝利の勢いがあります。昨年8月にB2の1230メートル2戦をそれぞれクビ、アタマ差も逃げ切って連勝後に休養しました。12月に復帰し、B2の1230メートルを連続2着後に距離を1400メートルに延長。外からハナを切りましたが、向正面からスパートしたラストリンクスに3コーナー過ぎで捕まりました。しかし4コーナー手前から必死に巻き返し、ゴール前で差し返しました。B1昇級初戦も1400メートルでしたが、強いサンライズハイアーに圧倒され3着です。そして、1230メートルに戻した前走はウサを晴らします。人気2頭（エイシンセレブ、カレンエクスカリバ）の激しいハナ争いがあったものの、折り合った3番手から直線で内を突き一気に2馬身半抜け出しました。この1230メートルは19戦8勝、2着5回の連対率68.4％を誇ります。

相手筆頭は○3 ウインフラクタル（牡7、南弘樹厩舎）です。6カ月半ぶりでB1へ降級し3走目から2、3着。このクラスでは過去2勝の実績があり、直線を向いて差を詰めます。

枠を主張しハナを切れば怖い▲4 ヴェルジェーズ（牝5、盛本信春厩舎）が続きます。A2昇級後に挑戦した笠松・飛山濃水杯、兵庫サマークイーン賞は6、10着でしたが、4カ月ぶりに復帰した昨年11月からはB1降級もあって3、2、3、2、3着とオール馬券絡みです。初の姫路だった前々走は枠の差で2番手。1番人気エレスチャルには3番手から差し切られましたが、逃げたエイシンセレブをゴール前でクビ差捕まえて2着です。

ほか、1番枠を生かす☆1 カレンエクスカリバ（牡5、森澤友貴厩舎）、昇級初戦だった4走前の1230メートルを差し切った△9 イーリス（牝5、北野真弘厩舎）、堅実駆け△2 フロースヒルデ（牝5、松平幸秀厩舎）などが連対候補です。

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馬単（ボックス）　8・3・4・1・9（20点）
3連単（1軸流しマルチ）　8⇔3・4・1（18点）

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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