レース展望・予想

軽量生かしてアフロディーテ「ヒロインズカップ」(ばんえい帯広競馬)

2020/02/09

2月9日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第30回ヒロインズカップ」(4歳以上牝馬)が行われます。

ばんえい最強牝馬を決める重賞です。当日は晴で、朝の気温はマイナス20度くらいまで下がる予報。馬場の凍れは時計を速くします。オープンの5歳馬ミスタカシマが800キロのトップハンデで、最軽量760キロがナカゼンレディー、5歳馬アフロディーテでその差は40キロと大きくついています。

◎4 アフロディーテ(牝5、西弘美厩舎)760キロを本命に推します。牝馬重賞では、2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークス、4歳のクインカップのいずれも2着で無冠ですが、牝馬限定戦では上位争いに食い込んでくる勝負根性を持った障害巧者です。前走のA2級-1組平場戦は、オオゾラシンスケ、プレザントウェーら同型の先行馬が多くいましたが、スタートから好位を追走。障害は4番手で切り、1着マツノタイガーから4秒2差の5着と健闘しています。重賞ではここまでミスタカシマに勝てませんが、今回は40キロのハンデ差を生かし初重賞制覇に期待がかかります。

○10 ミスタカシマ(牝5、槻舘重人厩舎)800キロが対抗です。2歳シーズンのナナカマド賞、黒ユリ賞、3歳のばんえい菊花賞など重賞6勝の実力馬です。2走前の天馬賞は牡馬相手でしたが先行し障害は2番手で仕掛け、天板で転倒も立て直し、コウシュハレガシーの3着。さすがナンバーワン牝馬といえる切れ味を披露しました。今回はトップハンデですが、格の違いを見せてくれそうです。

▲8 フェアリースズ(牝6、岩本利春厩舎)780キロが3番手です。2戦連続2着と惜敗後の前走・六花特別では、障害を降りて早めに先頭に立ち4秒4差で快勝しています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 4→10・8・7・5(4点)
3連単(フォーメーション) 4→10→8・7・5(3点)

ヒロインズカップの出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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