レース展望・予想

女王ポルタディソーニ走り初め「名古屋記念」(名古屋競馬)

2020/01/04

1月4日(土)の名古屋競馬メイン第11レースは「第23回名古屋記念(SP1)」(名古屋競馬場1400メートル)。

名古屋の正月開催を飾る恒例の古馬重賞。王者カツゲキキトキトが脚部不安のため参戦できないが、名古屋のトップホースが集結。2020年のトップシーンを占う意味でも見逃せない戦いだ。

王者不在とあれば名古屋の“安定女王”◎9 ポルタディソーニ(牝6、瀬戸口悟厩舎)がやはり中心だ。転入以来、コンスタントに使われ、距離、相手を問わず結果を出し続ける堅実タイプだ。昨年のタイトルは7月の名港盃だけだったが、内容は兵庫の一線級を破った価値ある交流重賞V。10月ゴールド争覇、11月東海菊花賞の銀メダルもともに地方全国交流重賞で地元最先着を果たし、アピールする。ゲートセンスが抜群でサッといい位置をキープし、なおかつしぶとい末脚を兼ね備えるから当然成績が安定する。地元馬同士なら意地とプライドの走りを見せつける。

逆転候補も多いが新興勢力の○7 アドマイヤムテキ(牡7、角田輝也厩舎)は魅力いっぱい。中央では2勝を挙げるにとどまったが、重賞初挑戦の11月笠松グランプリでいきなり2着に追い込んでみせた。移籍後初めて差しに回った競馬での結果は、高い能力とセンスががうかがえる走りだった。舞台は3戦3勝の得意の名古屋コースに戻る。打倒ポルタディソーニは可能。

地力派のベテラン▲1 サンデンバロン(牡8、塚田隆男厩舎)も軽視できない。年齢からずぶい面を見せる近況だが直線ではきっちり差して好勝負している。やはり馬券に欠かせない。

逃げ、先行タイプが多く、展開は差し馬に向きそうだ。ひと息入った臨戦過程も先行激化になれば自在に立ち回れる△5 スムーズジャズ(牡6、川西毅厩舎)の浮上に警戒したい。

穴は明け4歳のフレッシュ馬△11 ゴールドリング(牝4、塚田隆男厩舎)。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔1・5・7・11(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・5・7・11→1・5・7・11 1・5・7・11→9→1・5・7・11(24点)

名古屋記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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