レース展望・予想

女王ポルタディソーニ、負けられない一戦「寒椿特別」(名古屋競馬)

2019/12/12

12月12日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「寒椿特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。

次週(19日)に名古屋グランプリJpnIIが控える連続開催のため、今週のシリーズにはオープン特別(A級1組)は実施されない。そのため当レースが今開催の最上位級レース。もちろん中心は、名古屋が誇る“安定女王”◎1 ポルタディソーニ(牝5、瀬戸口悟厩舎)だ。最近2走の地方全国交流重賞のゴールド争覇、東海菊花賞でも王者カツゲキキトキト不在のなか、ともに地元最先着の銀メダルときっちり結果を出して意地をみせた。距離、相手を問わず各地の一線級相手に、好位キープからしぶとく粘り込み、地元ファンの馬券に貢献している。女王対決として注目された10月のオープン特別で3歳ナンバーワンのエムエスクイーンをすでに破っている。ここも東海女王のプライドと意地の走りで負けられないところだ。

もちろん、逆転候補筆頭は伸びゆく3歳フレッシュ○2 エムエスクイーン(牝3、竹下直人厩舎)。10月のオープンではポルタディソーニに3/4馬身差2着だったが、内でもまれながら控えるレースで結果を出したことは評価できた。負けたとはいえ、将来につながる走りだった。目のケガで前回のゴールド争覇は出走取消となったが、追い切り気配は悪くない。ニュータッグとなる岡部誠騎手がどんな騎乗で、女王逆転を狙っていくかも見逃せない。

実力派▲4 サンデンバロン(牡7、塚田隆男厩舎)は今秋復帰後、使われるたびに確実に上昇カーブを描いており馬券に欠かせない。年齢からかズブくなった面があり、エンジンのかかりが遅くなっている近況。1400メートルだった前走から1ハロン距離が延長するのは上積み材料といえる。

人気どころに先行タイプが多く比較的レースは流れる可能性が高い。穴としては差しタイプの△3 ジューンシェイカー(牡4、田中敏和厩舎)、△6 アスタークライ(牡5、原口次夫厩舎)が面白い。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 1→2・3・4・6(4点)
3連単(1軸流し) 1→2・3・4・6(12点)

寒椿特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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