確実に良化サノイチ「どぶろく祭り特別」（金沢競馬）

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確実に良化サノイチ「どぶろく祭り特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2019/12/01

12月1日（日）に行われる金沢競馬は全9レースで、メインは第8レースで争われる「どぶろく祭り特別」（A2級二組、金沢競馬場1700メートル）になります。

再転入初戦を白星で飾り、金沢ではまだ負けなしの◎2 サノイチ（牡8、加藤和宏厩舎）が人気を集めます。門別で約半年ぶりの休み明けをたたかれて金沢に戻ってきた前走でしたが、向正面から終始追い通しの手応えながらも直線に入ると次第に伸びて、内で粘る2頭をゴール手前で捕らえました。まだ本調子ではない動きながらも負けなかったのは、中央で5勝を挙げた底力の証です。追い切りの動きは確実に良くなっており、終盤しっかり伸びてくる脚質から今回1700メートルに距離が延びるのは好材料です。

○5 ミキノハルモニー（牡8、中川雅之厩舎）は今季クラスがC級に下がった恩恵もあって10戦連続連対と勢いに乗っています。特に1700メートル戦だった前走は、3コーナーから並びかけてきた2着馬を競り落として、直線半ばで先頭に躍り出る強い勝ちっぷりでした。今回からA級の舞台に戻ることになりましたが、勝ち切れないレースが続いていた以前の姿はもう見られず、すっかり自信を取り戻しています。今の状態なら強敵のサノイチが相手でも好勝負が期待できそうです。

▲9 ブロウユアマインド（セン7、加籐和宏厩舎）はA級昇級後、先行することができず苦戦が続いていますが、今回の顔ぶれなら前々でレースが運べそうです。1700メートル戦でも2着に詰め寄った実績があり、好位からひと脚繰り出すことができれば、連絡みがありそうです。

△7 トーホウボニータ（牝5、菅原欣也厩舎）は前走で3着に追い上げて、復調気配がうかがえます。追い切りの動きも徐々に上向いており、前崩れの展開なら突っ込んでくるシーンも考えられます。

前走出遅れに泣いた△8 ライトブリンガー（牡6、吉井敏雄厩舎）も追走で後方に置かれることがなければ、追い上げてくる脚はあります。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　2⇔5・9・7・8（8点）
3連単（フォーメーション）　2→5・9・7・8→5・9・7・8　5・9・7・8→2→5・9・7・8（24点）

どぶろく祭り特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）