レース展望・予想

1700mも問題なしビップフェリックス「旧福浦灯台ライトアップ特別」(金沢競馬)

2019/12/03

12月3日(火)の金沢競馬のメインは、第10レースに行なわれる「旧福浦灯台ライトアップ特別」(A2級一組、金沢競馬場1700メートル)になります。上位馬の人気が割れそうで馬券の組み合わせ次第では好配当が狙える一戦です。

◎1 ビップフェリックス(牡4、中川雅之厩舎)は金沢にくるまで未勝利でしたが、転入初戦で後続を3馬身引き離して初Vを飾ると、続く準重賞の恋路賞で直線の追い比べを制して2連勝を飾りました。2走前の中央1勝クラスとの交流戦では追い上げ届かずの4着でしたが、1900メートルに距離が延びた前走は直線外から伸びて2着に巻き返しました。前走の走りっぷりから1700メートル戦も問題なさそうで、今回も好位追走から直線脚を伸ばせば、混戦から抜け出せそうです。

○8 ビオラフォーエバー(セン8、加藤和宏厩舎)はJRA交流戦こそ打撲で競走除外でしたが、今春金沢にきてから9戦連続で連対を外さない走りを続けています。ゴール前がやや甘く3戦連続で勝ち切れていないのは気になりますが、1カ月ほどレース間隔を空けて乗り込みが強化された今回は押し切りもありそうです。

▲2 スマイルフォース(牡7、高橋優子厩舎)は初めてA級入りした2走前に3着に敗れて、転入からの連勝が5でストップしてしまいましたが、前走は4コーナーを先頭で回って後続を突き放しV奪回に成功しました。クラスはひとつ上がりましたが、底を見せていない先行スピードは魅力で、今回も早めに先頭へ抜け出せば後続を抑え込むシーンは十分に考えられます。

大井から戻ってきた△5 エムザックヒーロー(牡4、加藤和義厩舎)も見直しは必要です。大井では前走のC2級で3着に追い上げたのが最高着順で、再転入ではA2級からのスタートとクラスが見込まれました。しかし3歳重賞で活躍した金沢コースなら自信を取り戻せそうです。

直線の追い比べ勝負になるなら△6 トサイチ(牡4、金田一昌厩舎)もヒケはとりません。前走のように2着争いが混戦になるなら決め手の違いで再度浮上してきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔8・2・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 1→8・2・5・6→8・2・5・6 8・2・5・6→1→8・2・5・6(24点)

旧福浦灯台ライトアップ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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