レース展望・予想

エイシンミノアカが初タイトル奪取へ「兵庫クイーンカップ」（園田競馬）

2019/11/08

8日（金）の園田競馬メイン第11レースに「第16回兵庫クイーンカップ」（3歳以上牝馬、園田競馬場1700メートル）が行われます。

◎9 エイシンミノアカ（牝6、橋本忠明厩舎）が園田初勝利を重賞ゲットで決めそうです。JRA最終戦で盛岡の条件交流戦を差し切って2月に転入してきました。JRA3勝のためオープンA1からスタートです。園田初戦はクイントゥープル、メイショウオオゼキ両馬がスローに落として折り合いました。向正面から仕掛けた時にペースが上がって3コーナー3番手までで直線では6着まで後退しました。転入2走目からは重賞路線です。2月の2400メートル・六甲盃では4番手を進んで新子雅司厩舎勢（タガノゴールド、メイショウオオゼキ）に続く3着に粘り切りました。その後も、兵庫サマークイーン賞、水沢・ビューチフルドリーマーカップ、前走の姫山菊花賞と3戦連続で3着と善戦しています。抜けた馬が不在のメンバー構成だけに、武器の末脚が生きると思います。

相手筆頭は昨年に続いて遠征してきた○12 ヤマミダンス（牝5、金沢・中川雅之厩舎）です。直前がひと息だった昨年に対して今年はA1級を2連勝と絶好調です。重賞でもデビュー3戦目から3連勝し、計7勝を積み上げています。5着だった昨年は次走で中日杯を逃げ切っています。今年は主導権を奪えば一気のシーンも十分です。

JRAから笠松に転入2戦目から6連勝中▲10 ヴィクトアリー（牝4、笠松・笹野博司厩舎）はB級ですが、2着に8、5馬身差をつける圧勝劇もありました。自在なレース内容、時計ならA級でも通用するはずです。

地元勢の2番手以下は、JRA1勝クラスとの交流戦2着後の前走A2を圧勝☆1 スターリングブルス（牝4、住吉朝男厩舎）、昨年のこのレース3着で17年には佐賀・ル・プランタン賞を差し切っている△11 スターレーン（牝5、松浦聡志厩舎）、重賞で2勝（2、3着各4回）の△2 リリコ（牝3、田中範雄厩舎）です。

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馬単（ボックス）　9・12・10・1・11・2（30点）
3連単（2軸流しマルチ）　9⇔12⇔10・1・11（18点）

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（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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