レース展望・予想

条件有利ジェイジーノが逃げ切れる「玉野川特別」（名古屋競馬）

2019/10/30

10月30日（水）の名古屋競馬メイン第12レースは、JBC浦和まであと5日「玉野川特別」（C級8組、名古屋競馬場1600メートル）。

転入後の2戦ともに余裕十分の逃げ切りで飾る◎7 ジェイジーノ（牝5、角田輝也厩舎）が断然の主役だ。約2年2カ月の長期ブランクがあった転入戦を、名刺代わりに6馬身差の勝利で仕留めると、前走は大差のぶっ千切りVでさらに大きくアピール。芝ながら中央のデビュー戦でいきなり3着に食い込んでみせた高い潜在能力の証だった。体質の弱さを抱え、調教はこれまでのパターンである軽めの追い切りに留まっているが、C級下級クラスでは条件妙味がたっぷりある。持ち時計（1400メートル）の比較からも有利な参戦と言え、素直に力を信頼したい。

南関東から転入した○5 エイシンベッカム（牡4、川西毅厩舎）も好素材。約1年3カ月ぶりの実戦復帰だが、北海道のJRA認定新馬戦を勝利し、その後移籍した大井でも勝ち星を挙げてみせた実力派。仕上がり途上の面はあっても軽視はできない。

名古屋デビューのセンス馬▲8 メモリーメソッド（牡4、塚田隆男厩舎）には復活気配がうかがえる。C級戦とはいえ、後方から一気の決め脚で頭まで突き抜けた切れは3歳時に活躍した力の片りんだった。強化されてきている調教から体調アップもうかがえる。馬券に欠かせない存在だ。

△6 セルバンテス（牡8、錦見勇夫厩舎）は展開に左右される追い込み脚質で掲示板止まりの近況だが、破壊力のある末脚を持つだけに一撃に警戒。

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馬単（マルチ）　7⇔1・5・6・8（8点）
3連単（フォーメーション）　7→1・5・6・8→1・5・6・8　1・5・6・8→7→1・5・6・8（24点）

玉野川特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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