レース展望・予想

牡馬相手でもハイタッチガールの連勝期待「兼六園ジュニアカップ」(金沢競馬)

2019/10/15

未来優駿2019シリーズの「第21回兼六園ジュニアカップ」(JRA認定2歳、金沢競馬場1500メートル)が、10月15日(火)の金沢競馬のメイン第10レースで争われます。近年は11月に行われていた2歳重賞で、ここを狙ってシーズン終了直前の北海道から移籍してくる牡馬が多かったですが、今年は1カ月ほど施行時期が早まったこともあって、地元デビュー馬でも活躍できるチャンスがありそうです。

とはいっても人気は北海道からの移籍組となりそうです。◎5 ハイタッチガール(牝、中川雅之厩舎)は、北海道でJRA認定の未勝利を勝って金沢に転入。初戦こそ先手争いに巻き込まれて2着に競り負けましたが、前走の2歳牝馬重賞・金沢プリンセスカップでは、後続を引き連れながら4コーナーを先頭で回ると、直線一気に弾けて終わってみれば2着以下を8馬身以上引き離す圧勝劇でした。追い切りでは引き続き軽快な動きを見せており、11月12日に行われるグランダムジャパン2019・2歳シーズンの金沢シンデレラカップで遠征馬を迎え撃つためにも、牡馬相手でも好レースを演じて弾みをつけたいところです。

○3 フジヤマブシ(牡、黒木豊厩舎)は地元デビュー組で、900メートルの新馬戦で大きく出遅れながらも大外一気に差し切った勝ちっぷりから注目を集めました。その後のJRA認定戦のサードニクス賞で2着に敗れましたが、前走の地元デビュー馬による準重賞・くろゆり賞では差し切って勝利と巻き返しました。終盤に追い上げてくるレースぶりから、距離が1500メートルに延びるのは良さそうで、直線の追い比べ勝負に持ち込めれば、認定勝ちが狙えそうです。

▲6 カガノホマレ(牡、菅原欣也厩舎)も地元デビュー組で、新馬戦からいきなり1400メートルでしたが、逃げた馬を3コーナー手前で交わして単独の先頭に立つと、そのまま直線押し切る強い勝ちっぷりでした。その後はここ目標に短期放牧に出されて調整を積んできており、直前の追い切りでは併走した年上の3歳馬を突き放す動きを見せています。直線に入ってからさらに加速した新馬戦の内容から、距離が延びても問題なさそうで、キャリアはまだ2戦目でも素質の高さを見せてくれそうです。

前走1500メートル戦で後続を7馬身以上引き離して圧勝した△2 ストロングフーヴス(牡、金田一昌厩舎)も見逃せません。北海道からの転入2戦目で6着に崩れたように、もまれると走る気をなくす気難しさがありますが、前走のように早めに先頭へ抜け出して気分良く走れれば強さを発揮するでしょう。

金沢プリンセスカップやJRA認定戦で入着歴のある△4 グラムデイジー(牝、金田一昌厩舎)も堅実な追い上げを見せており、前崩れの展開なら浮上してくるシーンがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔3・6・2・4(8点)
3連単(フォーメーション) 5→3・6・2・4→3・6・2・4 3・6・2・4→5→3・6・2・4(24点)

兼六園ジュニアカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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