レース展望・予想

3連勝中の勢いでキクノピオニール「メジロ特別」(名古屋競馬)

2019/10/01

10月1日(火)の名古屋競馬メイン第12レースは「メジロ特別」(3歳1組、名古屋競馬場1400メートル)。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦模様だが、3連勝中◎10 キクノピオニール(牡、川西毅厩舎)の勢いに大きな魅力を感じる。7月の復帰初戦こそバテて失速したが、仕切り直しの3歳4組を2番手から鮮やかに差し切れば、続く9月の3歳2組の2レースをともに逃げ切り快勝劇で飾っている。勝ちタイムもレースごとに自己ベストを更新し、前走は1分30秒台を切る抜群の好時計をマーク、2着馬を5馬身千切ってみせた。ひと夏を越し、メキメキと力を蓄え、上昇一途と言っていい。同タイプの先行ライバルが多く、初めての3歳1組参戦だが、上り詰める勢いで突破するか。

前走は重賞・秋の鞍ともあって7着に留まった○2 コマガイム(牡、藤ケ崎一男厩舎)だが、3歳1組特別では4走連続して2着をキープする実力派。エンジンの掛かりが遅く依然、未勝利の存在だが確かな末脚を持つ追い込み派。2枠スタートだけにうまく馬群をさばければ持ち前の差し脚が生きてくる。

特別戦2連勝中の▲5 エリーグローリー(牝、坂口義幸厩舎)の先行力も軽視できない。近2走はともに自分のレースに持ち込んだ逃げ切りだったが、直線での勝負強さにも好感が持てる。注文通り主導権を握れば侮れない1頭だ。

しぶとさが光る近況で好調の△9 トーセンシルバー(牝、安部幸夫厩舎)に、重賞ホルダーと実績上位の△1 トリマゴラッキ(牝、竹下直人厩舎)ももちろんV圏内。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 10⇔1・2・5・9(8点)
3連単(フォーメーション) 10→1・2・5・9→1・2・5・9 1・2・5・9→10→1・2・5・9(24点)

メジロ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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