持ち味の粘り強さでビオラフォーエバー「第14回すず農林漁業まつり特別」（金沢競馬）

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持ち味の粘り強さでビオラフォーエバー「第14回すず農林漁業まつり特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2019/10/09

火、水曜の変則開催になっている今週の金沢競馬の2日目は10月9日（水）に行われます。第11レースで争われる「第14回すず農林漁業まつり特別」（A2級二組、金沢競馬場1700メートル）がメインレースになります。

金沢に移籍してからまだ連対を外していない◎11 ビオラフォーエバー（セン8、加藤和宏厩舎）が今回も人気の中心です。前走のA2級一組では1番人気に推されましたが、3コーナー手前で先に仕掛けたバルタンセージに早めに交わされる苦しい展開。3コーナーから追い通しの手応えで2着も危ういかと思われましたが、直線で内から並びかけたトサイチを競り落として、何とか連対は死守しました。手応えがいっぱいでも2着を外さなかった粘り強さに中央3勝の底力を感じました。引き続き1700メートル戦を走れるのは有利で、二組に下がったここで2着続きに終止符を打ちたいところです。

○9 スマイルフォース（牡7、高橋優子厩舎）は中央1000万下から金沢へ移籍してきて5戦5勝とまだ負けていません。逃げた前走のB1特選は、3コーナーで他馬に並びかけられながらも4コーナーで引き離し、そのまま押し切って勝利しました。A級入りとなって距離も延長されますが、中央で勝ち星を挙げたのは1800メートルと1700メートル戦で、むしろ歓迎のクチです。今回も先手を奪ってペースを握ることができるなら、際どい勝負に持ち込めそうです。

▲4 エターナルヒーロー（セン9、中川雅之厩舎）は北海道から転入後の2戦はともに4着ですが、直線に向いてからの伸びは目を引いています。脚質的に距離は延びた方が良さそうで、1700メートル戦なら末脚がフルに生かせます。ビオラフォーエバーとスマイルフォースがお互いに先手を譲らずに競り合うなら、直線差し切ってしまうシーンもありそうです。

前走ビオラフォーエバーと直線競り合って3着△12 トサイチ（牡4、金田一昌厩舎）も追走で離されなくなってレース運びが上手くなっています。水が浮くような道悪馬場になるなら、再び内から脚を伸ばしてきそうです。

△10 ライトブリンガー（牡6、吉井敏雄厩舎）も前走人気薄ながら2着に食い込み、復調の兆しを見せました。直線の追い比べになるなら、決め手の違いで抜け出してきそうです。

＜おすすめの買い目＞　
馬単（マルチ）　11⇔4・9・10・12（8点）
3連単（フォーメーション）　11→4・9・10・12→4・9・10・12　4・9・10・12→11→4・9・10・12（24点）