レース展望・予想

エムエスクイーンが断然「秋の鞍」(名古屋競馬)

2019/09/03

9月3日(火)の名古屋競馬メイン第10レースは「第30回秋の鞍(SP1)」(3歳、名古屋競馬場1800メートル)。

東海地区の3歳タイトル戦線最後の地方全国交流重賞に、レベル高い兵庫から2頭の遠征勢が参戦。しかし、中心はもちろん東海の快速エース◎1 エムエスクイーン(牝、竹下直人厩舎)。デビューから11連勝で、ミナミマドンナ(1986年)以来無敗で東海ダービー制覇を成し遂げた東海の絶対王者だ。初めて古馬挑戦した前走・名港盃ではまさかの8着に終わったが、控えるレースと初めての古馬相手での慣れないペースに戸惑ったようだ。中間の追い切りの動きや直前気配は依然として悪くない。同世代相手の戦いとなれば、ワンクラス上のスピードと力の走りでねじ伏せ、3歳ラスト重賞を締めくくる。

ポイントは相手探し。東海ダービー好走組の参戦が少ない上、地元勢とはほぼ勝負づけが済んでいることを考えれば、兵庫勢にやはり魅力を感じる。3カ月ぶり復帰戦になるが○10 オオエフォーチュン(牡、兵庫・住吉朝男厩舎)が筆頭視だ。1月の笠松・ゴールドジュニアを勝っていることから遠征、小回りコース適性も問題はない。なにより兵庫ダービー3着の実力派でもある。

一方、▲9 ユノートルベル(牝、兵庫・田村彰啓厩舎)は順調に使われているのが強みになる。タイム差なしの前走勝ち馬リリコは、7月の笠松・クイーンカップの優勝馬で、名古屋でも若草賞、東海クイーンカップで銀メダル。そこから計っても十分勝ち負けが計算できる。

地元勢では未勝利の存在だが、近況の3歳1組特別で4走連続2着に突っ込む△6 コマガイム(牡、藤ケ崎一男厩舎)に、東海ダービー4着などマイル以上の距離でも好成績を残す△4 マイネルゾンターク(牡、藤ケ崎一人厩舎)が連候補。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 1→4・6・9・10(4点)
3連単(1軸流し) 1→4・6・9・10(12点)

秋の鞍の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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