レース展望・予想

雪辱を期すジンギを軸に上位3頭互角「園田オータムトロフィー」（園田競馬）

2019/09/05

5日（木）の園田競馬メイン第11レースに「第2回園田オータムトロフィー」（3歳、園田競馬場1700メートル）が行われます。

兵庫ダービーで1番人気・4着に敗れて以来3カ月ぶりの◎10 ジンギ（牡、橋本忠明厩舎）が復帰戦を飾りそうです。1400メートルの園田ユースカップは逃げた笠松・ボルドープラージュにクビ差の辛勝でしたが、続く兵庫一冠目の1700メートル・菊水賞は2番手から抜け出し、2着テンマダイウェーヴに5馬身差をつけました。二冠目・兵庫チャンピオンシップJpnIIを回避し、三冠目・兵庫ダービー制覇を目指しました。菊水賞から約2カ月、馬体重プラス7キロで太めが残っていたのでしょうか。3コーナー手前から直線の動きもひと息。3コーナー先頭のテンマダイウェーヴを4コーナー手前で交わしたバンローズキングスを追いましたが伸びません。内からオオエフォーチュンにもクビ差捕まって馬券にも絡まない4着後は、このレースを目標に、巻き返しを期しています。

前述した兵庫ダービー馬○5 バンローズキングス（牡、松平幸秀厩舎）が相手筆頭です。前走の金沢・MRO金賞（1900メートル）は初の遠征競馬が影響したのかマイナス22キロでした。それでも3コーナーで先頭に立ったテツにゴール前には迫ってクビ＋アタマ差の3着惜敗。成長の跡が見られました。地元競馬で馬体が回復なら兵庫ダービーの再現もありそうです。

久々にハナを切れば怖い▲7 テンマダイウェーヴ（牡、新井隆太厩舎）が続きます。2歳時には兵庫若駒賞と園田ジュニアカップをともに逃げ切っています。

一角崩し候補は、JRA新馬勝ち、前走トライアル・クリスタル賞でリリコの3着惜敗（アタマ＋クビ差）☆8 ヒストリコ（牝、保利良平厩舎）、のじぎく賞馬で末脚勝負△1 チャービル（牝、野田忍厩舎）、前走B1を差し切り園田5勝目△4 ベルリーフ（牡、北野真弘厩舎）などです。

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馬単（ボックス）　10・5・7（6点）
3連単（2軸流しマルチ）　10⇔5⇔7・8・1（18点）

園田オータムトロフィーの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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