レース展望・予想

地力アップ感じさせるマッチデース「爽涼特別」(笠松競馬)

2019/08/14

8月14日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「爽涼特別」(3歳1組、笠松競馬場1400メートル)。

上位馬の評価差わずかだが、前走1組を味なレースで2着に食い込んだ◎5 マッチデース(牡、笹野博司厩舎)を中心視。軽快に飛ばした勝ち馬に快勝されたが、中団から外々を回りながら2馬身半差2着まで追い上げた走りに地力アップを感じさせた。先行力があり、差しにも回れる器用さを兼ね備えるのは若駒にあっては強みと言える。相手の出方を見やすい中枠からのスタートもプラスに作用。勝ちみの遅いタイプだが、自在な立ち回りで、持ち前の安定感ある走りをみせる。

実績上位は○1 ビーコンプリート(牝、井上孝彦厩舎)。新馬戦から2連勝を飾った好素材で、復帰戦だった6月の1組特別も5カ月ぶりのブランクをモノともせず2着に粘り込んだ。前走の1組4着は、勝った先行馬を捕まえようと仕掛けたロスが失速をもたらし、展開負けとも分析できる。ロスのない絶好の1枠を生かしてベストの逃げが打てれば逆転は互角。素早い巻き返しがあっていい。

ひと息入った臨戦過程も前走の1組勝利が力強かった▲3 ポアンカレ(牡、水野善太厩舎)も不気味な存在だ。当地では【2・3・6・3】。相手や流れに距離を問わずコンスタントに走れる堅実タイプでもあり、馬券に欠かせない1頭。

さらに前走勝利に価値があるのが△2 インスタントカーマ(牡、笹野博司厩舎)。強敵ぞろいの中央未勝利交流戦で、スムーズな運びが奏功したとはいえ、力がなければやはりJRA勢撃破は簡単にはできない。一杯に追い切った追い切りの動きもよく、当然軽視できない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 5⇔1・2・3・8(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・2・3・8→1・2・3・8 1・2・3・8→5→1・2・3・8(24点)

爽涼特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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