レース展望・予想

良血パロネラ初勝利なるか「オニキス賞」(盛岡競馬)

2019/08/05

5日(月)盛岡競馬メイン第9レースはJRA交流「フレンドリートロフィー オニキス賞」(3歳JRA未勝利、盛岡競馬場芝1700メートル)。

◎8 パロネラ(牝、JRA・木村哲也厩舎)は父ロードカナロア、姉が重賞2勝のプリモシーンという良血馬。デビュー戦は1番人気に支持されクビ差2着でしたが、勝ったのはのちに3連勝でプリンシパルステークスも優勝したザダルでは仕方なし。その後も勝ち運に恵まれず、前走0秒2差3着。かかり気味にハイペースで逃げて最後まで粘りましたが、ゴール寸前で追い込み2頭に交わされました。今回はメンバーが大幅に弱化。力まずにレースを進めさえすれば、順当に勝利を飾りそうです。

○4 マイネルバッカーノ(牡、JRA・菊澤隆徳厩舎)は前走、直線失速し13着でしたが、3歳新馬戦でも果敢に逃げて残り200メートルまで先頭で見せ場を作りました。1周1400メートルの盛岡芝では先行力が最大の武器。好枠を引き当てマイペースの逃げに持ち込めそうですから、粘りが増すのは確実です。

▲6 カウムディー(牝、JRA・小檜山悟厩舎)はデビュー2戦目の福島芝1800メートルで3着確保。こちらも先行粘りを身上とします。今回は骨折休養明けで仕上がり度合いがカギを握りますが、中京芝1600メートルの持ちタイムを考慮すれば通用十分。

△1 カメチャン(牝、板垣吉則厩舎)は岩手入り後、芝とダートで3連勝。芝の3歳地方全国交流・オパールカップは4着でしたが、重賞経験が今後の糧になるのは確実。地の利を生かして上位を狙います。

△5 ベレーザ(牝、JRA・奥村武厩舎)は6着が最高と秘めた才能を持て余している印象ですが、盛岡できっかけを作りたいところ。

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馬単 8→4・6・1・5 4→8(5点)
3連単(フォーメーション) 8→1・4・6→1・2・4・5・6(12点)

オニキス賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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