レース展望・予想

リンゾウチャネル史上5頭目の快挙達成へ「王冠賞」(門別競馬)

2019/08/01

8月1日(木)の門別競馬メイン第12レースは「第40回王冠賞」(3歳、門別競馬場1800メートル)。

◎9 リンゾウチャネル(牡、堂山芳則厩舎)が2010年クラキンコ以来9年ぶりに、道営史上5頭目の三冠馬となるか否かが、最大にして唯一の焦点と言ってしまいたくなる、ホッカイドウ競馬3歳三冠ラスト決戦。今季4戦すべて圧倒的なパフォーマンスで全勝、北斗盃&北海優駿(ダービー)で二冠を成し遂げる直前の今季2戦目、古馬初挑戦だったA3-2組下特別で実績馬クラバズーカー以下を終始馬なりで楽々5馬身ちぎった走りは、特に圧巻だった。今回は道中の運びも楽な8枠9番も引き当てた。北斗盃で2着に食い下がったJRA2勝馬ジョウランがここを回避し、前日の適距離1200メートルのA3-2組下特別に向かってしまったほどで、もちろん“競馬に絶対はない”とはいえ、大きなアクシデントでもない限り、リンゾウチャネルが終始優位に運び満願成就を引き寄せる可能性が極めて高いとみる。

なお仮定の話で恐縮だが、リンゾウチャネルが三冠達成なら、管理する堂山芳則調教師は2001年ミヤマエンデバー、10年クラキンコに続き、なんと3頭目の三冠馬を誕生させることとなる。また、ホッカイドウ競馬が16年から制定している2000万円の三冠ボーナス初受賞馬となり、快挙が幾重にもかさなることになる。さらに、主戦を務めるホッカイドウ競馬史上初の生え抜き2000勝ジョッキー五十嵐冬樹騎手は、遂に三冠ジョッキーの名誉を掴むことにもなる。

これだけの快挙がかかる、真の大一番。関係者のプレッシャーも相当なものだろうが、今回は前走・北海優駿の2000メートルを楽にクリアした後の、同じ外回り、距離短縮の1800メートルだ。鞍上は自信を持って乗れるはず。快挙達成の瞬間を楽しみに待ちたい。

相手筆頭は、今回もやはり○2 リンノレジェンド(牡、林和弘厩舎)だろう。内回り1600メートルの北斗盃は不器用さが仇となって5着に敗れてしまったが、外回りなら話は別。南関東から戻ってきた今季初戦の3歳特別(1700メートル)はリンゾウチャネルに1馬身半差の2着。2000メートルの前走・北海優駿は3馬身差の2着だった。1800メートルの今回、前走ダービーでつめられた着差をどれだけ詰めることができるか。こちらの走りにも大いに注目だ。

△7 シベリアンプラウド(牡、田中淳司厩舎)は北斗盃、北海優駿とも3着で、今回ももちろん有力な相手候補ではあるが、前走同じ1800メートルのB3-2組下特別でゴッドパイレーツの後塵を拝することになったのは意外だった。春先からの大幅な成長は正直、感じ取れない印象だけに、ここは連下2番手の評価に留める。

あとは×1 ミスシェーンハイト(牝、川島洋人厩舎)、×3 ダイキンボシ(牡、角川秀樹厩舎)、×8 ゴーマイウェイ(牡、村上正和厩舎)を3連勝式のヒモ穴で押さえる。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 9→2・7(2点)
3連単(フォーメーション) 9→2→7・1・3・8 9→7→2(5点)

王冠賞の出走表はこちら

(文/HDK)


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